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お楽しみは取っとく方が良いでしょ?」
「むー…。」
そうするとユウキはポカポカ殴りを止め。僕をジーと見てくる。
「…何?」
「そうだ。今度合わせてよ。」
「凄い人?もうすぐ来るって…。」
「違うよ!」
ユウキはさっきのイタズラする顔で僕を見て。
「今のユキの彼女!」
「ぶっ??」
僕が思わず吹き出すとユウキはお腹を抱えて笑う。
「ははは!やっぱユキは最高だね! 」
「…。コンコン…!」
僕はギロッと睨むとユウキは真面目な顔になり、翅を使い大きな樹の上の木の枝に座る。
「だって見てみたいし。…僕が死ぬ前に。」
「…。」
僕は黙ってユウキを見る。そうしてため息をつくと。
「今のユキが好きな人でしょ?きっと昔の僕の様にかわいい人なんだろうな〜?」
「コンコン…。」
「…とそろそろ時間だね。ユキ。ギルドに行ってくれる?…ユキの言ってた凄い人。楽しみだよ。」
そう言ってふわっと落ちるとユウキはまた木の下へと舞い降りる。
僕は少し俯いて。
「…。気にいるよ。絶対。
んじゃまた後で。」
「また後で!」
ユウキが笑顔で見送る中。
僕はそのまま翅を広げ。僕はあのギルドがある27層へと飛び始めた。
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