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「電光石火のスタイル見せつけろ♪」
ユウキとのデュエルは僕の『奇跡の音符』によるさらに雷鎚ミョルニルの効果により雷属性がついた魔法のナイフの全方位攻撃から始まった。数え切れないほどのナイフがユウキの周りに浮かび上がる。
ユウキは驚いた顔で。
「いきなり魔法??…やあ!」
するとユウキは凄まじい速さで自身の前方のナイフだけを弾き、その勢いのまま僕に向かってくる。
「ほ!」
僕はそのまま大鎌で上、斜め右、斜め左と高速で来るユウキの攻撃を大鎌で弾く。そして突きを弾いてカウンターで回転しながらの2連撃『クイックフール』を放つ。
「ユキも甘いね?」
するとユウキは1発目を後ろに飛び、2発目はそこから助走をつけて片手剣でソードスキルのアシストによる力を相殺し、鍔迫り合いになる。
僕はニヤッと笑い。
「単純なのはつまらない♪?コンコン?」
「え?そりゃ…??」
僕はそう言うといきなり両肩から魔法のナイフが出現し、ユウキを狙うがとっさに気づいたユウキは慌てて鍔迫り合いを止め後ろに逃げ、二本のナイフを落とす。
僕は指を鳴らして一言。
「おしい!」
するとユウキはまた頬を膨らませて。
「不意打ちは卑怯だよ〜!ユキ!」
「ごめんね?…
それも嘘♪」
「だから〜??」
今度は僕の影から影の槍が飛び出すがユウキはそれを余裕そうに笑顔で翅を使い上に飛びかわす。
そしてそのまま僕に向かってくる。僕はその向かってくるユウキに対して。
「んじゃ真面目に戦いますよ!」
僕は8連撃ソードスキル『チャリオットドライブ』を放つ。するとユウキは。
「ユキはさっさと倒さないとだめだね…。」
そう言うとあのソードスキルの構えを見せる。
「「はあああああ??」」
僕の大鎌の8連撃とユウキのソードスキルがシステムアシストを受けて相殺し合う。
一方は戦車の如く荒々しく放つ大鎌の乱舞。
一方は華麗に舞う片手剣の花の様な乱舞。
「8発目からはどうするの?」
ユウキがニヤッとしてチャリオットドライブの8発目を弾き、残り3発のモーションに入る。その動きを見て僕は笑い。
「残念だけど時間切れー♪」
「??」
すると僕に片手剣が当たる直前。ユウキの後ろ、右、左から魔法のナイフが飛び出してきていた。
「…引き分けか。」
そう言ってユウキは僕の目の前で剣を止める。僕も『奇跡の音符』を解除し、魔法の音符を消す。
「引き分けは…どうしよう?」
ユウキが首を傾げるので僕は少し苦笑いで。
「お楽しみにして下さい。」
「えー!」
するとユウキはポカポカと僕に向かって駄々っ子パンチをしてきた。僕は苦笑のままそれを受け。
「我が儘言わない!
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