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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第69話 やってきたぜ、塔中華島!チームに分かれて食材をゲットしろ!後編
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「焦って室内だって事を忘れていたわ。でもこれでもう寒さに悩まされないわね」
体が温かくなっていくのを感じたリアスと小猫は再びラオチュータンに向き直った。
「今度は負けないわよ!」
「覚悟してください!」
ラオチュータンは悔しそうに顔を真っ赤にして怒りを見せる。そして体を巨大化させて二人に襲い掛かった。
「体が動けばこっちのモノよ!喰らいなさい!疾風紅蓮撃!」
籠手を装備したリアスは腰を落として低姿勢になる、そして一瞬でラオチュータンに接近すると拳を何度もラオチュータンに叩き込んだ。その速度は一秒間に5回の打撃を与える程の速さだった。
「部長、凄いです!いつの間にそんな技を……」
「折角のポテンシャルを持っているんだから活かさなきゃ宝の持ち腐れでしょ!」
元々リアスは高い潜在能力を持っていたがそれを活かせずにいた。だがイッセーと出会って修羅場を乗り越えてきたことによってそのセンスが生かされ始めたのだ。この技もイッセーとの特訓で編み出した技だ。
「おまけにもう一個新技を見せてあげるわ!」
リアスは両手を合わせて四角形を作る。そしてそれをラオチュータンに向けると強力な魔力弾を放った。
「魔功砲!」
その放たれた魔力弾は凄まじい威力で尚且つリアスの使う技の中では一番早い技だった、回避しようとしていたラオチュータンも反応できずに喰らって吹き飛ばされる。
「殺すのは流石に拙いから加減はしておいたわ!」
本来は滅びの魔力を使う技だ、もしリアスが滅びの魔力を使っていたらラオチュータンは消し飛んでいただろう。しかし自分たちの目的はあくまで伝説の食材なので殺さないようにしたのだ。
「小猫!最後は任せたわよ!」
「了解です!」
小猫は上空に飛ばされたラオチュータンの首に足を引っかけて共に落下していく、その際にリアスは重力が増加する魔法と小猫だけ負担を減らす魔法を彼女にかけた。
「小猫スペシャル!」
そして両腕で地面に着地すると同時に4の字固めを決めた。4の字固めの締め付けが高所からの着地によって生まれた衝撃でより一層強力になった、それによってラオチュータンは首を締めあげられ遂に失神してしまった。
「決まりました!」
小猫は逆立ちを解いて着地する。宙に放り出されたラオチュータンは地面に倒れた。
「や……やったー!私達だけでラオチュータンを倒せました!」
「やったわね!小猫!」
二人は嬉しさのあまりジャンプしながら抱きしめあった。たった2人で捕獲レベル30以上の猛獣に勝てたのは大きな進歩だ、喜ぶのも無理はない。
「部長がいなければ絶対
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