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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第69話 やってきたぜ、塔中華島!チームに分かれて食材をゲットしろ!後編
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たことを誤った。そんなリンに対してルフェイはイッセーの為だと笑顔で答えた。


「さあ、早く食材を捕獲してリアスさん達の所に向かいましょう!」
「うん、ゼノヴィア達も心配だしね」


 その後二人は食材を確保したゼノヴィア達と合流してとリアス達の元に向かった。



―――――――――

――――――

―――


「ぐうぅ……強いです……」


 冬のフロアではリアスと小猫がボロボロの状態になっていた。ラオチュータンは確かに強いが二人がここまでやられたのには理由がある。


「寒くて動きが鈍いわ……体が上手く動かない……」


 そう、ここは冬のフロアなので気温が低い。その為に戦いが長引くほど二人の動きが鈍ってくるのだ。


「どうしてラオチュータンはあんなに動き回れるんですか……?」


 小猫は同じ条件だと言うのに動きが鈍らないラオチュータンに疑問を感じていた。そんなラオチュータンは勝利の美酒と言わんばかりに老酒を飲んでいた。


「そうか、ラオチュータンは熱々の老酒を飲んでいるから動きが鈍らないんだわ!」


 リアスの言う通りラオチュータンは暖かい老酒を飲んで寒さを和らげていた。


「ウォォォォォッ!!」


 ラオチュータンは軽快な動きで一瞬の内に小猫に接近する、そして鋭い一撃を彼女の腹部に放った。


「げほっ!?」
「こいつ!」


 リアスが反撃に出るがラオチュータンは逆立ちからの蹴りをリアスに喰らわせた。二人まとめて吹き飛ばされ岩に叩きつけられる。


「つ、強すぎるわ……」
「せめて寒さをどうにかできれば……」


 環境の悪さに嘆く小猫だがラオチュータンはお構いなしにと二人にトドメを刺すべく襲い掛かった。


「てめぇ!俺様を忘れているんじゃねえよ!」


 そこに先程やられたはずのゾンゲが復活してラオチュータンに斧を振り下ろした。だがラオチュータンはそれをかわしてゾンゲに鋭い蹴りを叩き込んだ。


「あ〜れ〜!?」


 あまりの威力にゾンゲは壁を突き破って吹き飛んで行ってしまった。


「ゾ、ゾンゲさん!?」


 小猫はゾンゲが吹っ飛んでしまった方を見るが、そこから空気が外に流れているのを見た。


「そうだ、ここはあくまで室内なんだ!」


 小猫は自分達がいるマッシュルームが室内だと思い出してリアスに声をかけた。


「部長!滅びの魔力で壁を壊してください!」
「なるほど、分かったわ!」


 リアスも室内だと言う事に気が付いて滅びの魔力を壁に向かって放った。すると壁に大きな穴が開いて冷たい空気が外に流れていく。


「寒さが消えました!」
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