暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第69話 やってきたぜ、塔中華島!チームに分かれて食材をゲットしろ!後編
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ルフェイが炎の魔法を放つが八角獣は見た目にに使わないスピードで回避してしまう。
「ウチのフラグレンス、ことごとく消されるし……あーもうムカつくしー!」
「スピードも速いから魔法もよけられてしまいますね。でもあまり範囲の広い魔法だと頭の八角まで駄目にしてしまいそうです」
フラグレンスは八角の匂いで消されてしまい魔法も回避されてしまう。だが範囲の広い魔法だと頭の八角まで台無しにしてしまう恐れがあるのでルフェイは使えないでいた。
「ねえルフェイ、あのキュウカンフーチョウを眠らせた奴は効かないの?」
「ラリホーは相手の目に当てなきゃ意味ないんです。でもスピードが遅いから普通にやってもよけられますね」
「だったらこういう作戦はどう?」
リンはルフェイに眠らせる魔法は使えないのかと聞くと、スピードが足りないのでよけられると返した。するとリンは作戦を思いついたようでルフェイに耳打ちする。
「……いいですね!その作戦で行きましょう!」
「よし、作戦開始だし!」
二人は頷き合うとまずリンが八角獣に攻撃を仕掛けた。
「フラグレンスバズーカ!」
だがその攻撃は八角獣によけられてしまう。だがリンは構わず攻撃を続けた。
「……今です!」
八角獣がある場所に立つと地面から魔法陣が現れて大地を砕いた。その衝撃で八角獣が大勢を崩した。
「スーパーリラクゼーション!」
再び鎮静効果のあるフラグレンスを放つリン、動けない八角獣は頭を振って八角の匂いを出して相殺する。
「やああっ!」
だがフラグレンスの煙の中にルフェイが紛れており驚いた八角獣は一瞬動きを止めてしまった。
「ラリホー!」
その隙を見逃さなかったルフェイはラリホーを八角獣の目に当てた。八角獣はフラフラと体を揺らしズシンッと倒れて寝てしまった。
「やったー!作戦成功ですー!」
「ルフェイ!やったし!」
嬉しそうに笑みを浮かべたルフェイはリンに抱き着いた。二人の考えた作戦とはジバリアという時間差で発動する魔法をあらかじめセットして八角獣をそこにおびき寄せる、そして大勢を崩した八角獣の視界をフラグレンスの煙で隠してそこにルフェイが奇襲をしかけるというものだった。
「あらかじめバトルフレグランスを浴びていたおかげで効果も相殺されたから煙の中を渡れたんですよね」
「でもごめんね。少量とはいえ無茶させちゃったよ」
「いえいえ、師匠の為ならこのくらいは大丈夫ですよ」
スーパーリラクゼーションの効果を受けないようにルフェイはバトルフレグランスを浴びたのだが、その行為は禁止されていたのでリンは勝つためとはいえそれを提案し
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