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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第69話 やってきたぜ、塔中華島!チームに分かれて食材をゲットしろ!後編
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不味いな……という表情を浮かべた。
「どうかしたの。ココさん?」
「マンゴーカリンは花が咲かないと効果が出ないし。このままじゃ捕獲できないんだよ」
「そんな!?」
リアスはココの様子を見て嫌な予感がしたが、リンの説明を聞いて唖然としてしまった。
「ここまで来て目的の食材が目の前にあるのに捕獲が出来ないなんて……」
「何とかできないんですか?」
「マンゴーカリンの花を咲かせるには春の日差しのような暖かい光が必要なんだ」
「光ですね、なら私に任せてください!」
イリナはここまで来て捕獲が出来ない状況にやきもきした。小猫がココに方法はないのかと聞くと、どうやら暖かい光が必要だと話す。それを聞いたルフェイは光の魔法を使うが……
「……咲かないな」
「もっと強い光が必要だ。それこそ太陽のような光が……」
「太陽って……朝日が昇るころがタイムリミットなんだよ!?イッセー君が死んじゃうよ!」
ゼノヴィアは花が咲かなかったことに落胆する。ココはもっと強い光が必要だと話すが太陽が昇ってしまえばイッセーは死ぬ。その現実を受け入れたくないイリナが叫んだ。
「……」
誰も何も言えなかった。マンゴーカリンを咲かせるには太陽の光が必要だが、その頃にはイッセーは死んでしまう。もう何もできないのか……小猫は血が出る程拳を握りしめる。
「あの……こんな空気の中で言うのは憚れるんですがゾンゲ様はどこなんですか?」
「あっ!?」
ゾンゲの部下がゾンゲがいないことを質問する、リアスと小猫は展開の多さにそれを忘れてしまっていて慌ててゾンゲが吹っ飛んで行った穴に向かった。
「ゾンゲさんはあっちの方に飛ばされてしまって……うっ!?」
小猫は海の方に指を刺したが、その時強い光が小猫達を包み込んだ。
「まさかもう日の出の……!」
「いえ、まだその時間じゃないわ!」
リアスは絶望した表情でそう言うが、腕時計を見たティナがまだ日の出の時間ではないと話した。
「あれは……ハルサメの群れ!?」
ココが見た視線の先には胴体の長い白い生物が群れを成して海を泳いでいる光景だった。その近くにゾンゲがいてハルサメから必至で逃げていた。
「た、助けてくれ〜!」
「ゾンゲ様ー!」
どうやらゾンゲは生きていたようだ、その事実に安堵する小猫とリアスだった。
「暖かい……なんと清々しい光なんだ」
「悪魔の私達ですらそう思えてしまうほどやさしい光……」
「ハルサメは産卵の時期になると体が光るって聞いていたがなんて美しい……まさにビューティフル!」
ゼノヴィアはハルサメから放たれる光に心を癒され
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