暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第7話『だったら殺すしかねぇじゃん!』
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。」
帰還した雅は杏子の出現と襲撃をほむらに伝える。
「そう。そろそろだと思っていたわ。」
ほむらは読めていたかのような反応をする。
「そうですか。それで、今後はどのようにするつもりですか?」
「佐倉杏子は味方につけるつもりよ。彼女は最低限愚かではないわ。」
「そうですか。今までの傾向から考えますと、明日の夕方あたりに佐倉杏子がさやかさんと交戦を開始するでしょう。」
「わかったわ。明日向かいましょう。」
ほむらと雅は作戦を練る。
翌日の放課後、さやかは一体のファントムを追いかけていた。
「こら!待ちなさい!」
「誰が待つか!俺はゴルゴン様から使命を授かってこの世界に来たんだ。お前達魔法少女と仮面ライダーに仲間を殺されている中で俺も倒されたら誰がゲートをファントムにするんだ!」
この世界に初めて現れたファントム、リビングデッドはさやかから裏路地に入り逃走に成功する。
「あいつ、どこに行った?」
さやかが探していると、
「ファントム狩りもいいけれど、魔法少女の敵は魔法少女だってーの!」
上から杏子がさやかに向かって槍を突き刺すように攻撃を仕掛ける。
「危なっ!あんたもあの転校生や仮面ライダーの仲間?」
さやかも剣を向ける。
「あいつらもぶっ潰す対象だけど、あんたみたいな甘ちゃんなら、初心者のうちに倒してこの地域の縄張りを貰っちまう方が効率的ってやつ!」
杏子は自身満々に言う。
「ふざけるな!マミさんが守った見滝原をこれ以上好きにさせない!」
さやかは剣での猛攻を行うが、杏子は軽々と槍で受け止める。
「うっさいなぁ…っと!」
杏子はさやかをいなし、その首に槍で打撃を与え、その隙に更に右腕と左脚に打撃を与える。
「うぐっ!」
さやかは倒れるが、すぐに立ち上がる。
「あれ、おかしいなぁ?全治三か月はかかる骨折にしたはずなんだけどな?」
杏子は不思議に思う。
「さやかちゃん、どうして?」
まどかが疑問に思っていると、
「そこの外野、邪魔だなぁ。部外者は黙っていてくれない?」
杏子はまどかの存在を鬱陶しく思い格子状の結界を展開してまどかを隔離する。
「まどか、さやかの回復が早いのは彼女の願いが大切な人を癒すことだからさ。」
そこにキュゥべえが現れてまどかに説明する。
「へぇ、そんなくだらないことのために魔法少女になったんだ。」
杏子は笑いながら言う。
「何がくだらないのよ!」
「だって、叶えられる願いは一つなんだよ?なら、自分のために使わないと勿体ないじゃん!」
杏子は素早い動きでさやかを翻弄する。
「ふざけるな!」
さやかは剣を振るって杏子の槍を早いしようとするが、槍はチェーンで分割されて、棍のようになり、それを使って杏子はさやかを拘束する。
「やめて!これ以上やると、さやかちゃんが
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