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ガールズ&パンツァー 戦車道 雄型 大洗雄型第1分隊 戦闘記
戦車道を選べだぁ?寝言言ってんじゃねぇよ!
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れにより一層磨きが掛かってしまっている……。
まぁ……一応、俺が定期的かつ、事ある度に話しかけているので、完全にクラスで孤立している訳では無いんだが……。

え?何?「自分で言うな!」って? ウルセ、バカヤロー!!

まぁ、それは置いといてだな……このまま話せる関係の奴が俺だけというのは、みほにとって色々と良くない……はず!
なので、その状況を打開する為にも、此処は幼馴染として、一肌脱がないと……って、だから「自分で言うな」と言うんじゃねぇよ、バカヤロー!!

とまぁ、本日3回目(※知らんけど)の「バカヤロー!!」を炸裂させつつ、俺は織田と裕也にこう告げる。
「なぁ、みほも一緒で良いか?」
「みほって、お前さんの幼馴染の?」
俺の言葉に対し、確認する様に問いを投げ返してくる裕也に「そ」と手短に言葉を返した瞬間、織田がこう口を開く。
「良いわよ、裕也も問題ないでしょ?」
「あぁ、構わんぞ」
「OK、じゃあ呼んでくるわ」
と、二人から許可を貰えたところで、俺はみほの元に向かう。

そうして、やってきた俺に気付いたみほは、俯いていた顔を上げつつ、こう口を開く。
「あ、龍君……」
「おう!みほ、一緒に飯食いに……」
といった感じで、みほを昼食に誘っていた、その時だった。
「ヘイ!そこのボーイ&ガール!!一緒にお昼……「人が話している最中に割り込んでくるんじゃねよ、バカヤロー!!ブッ飛ばすぞ!?」ちょ、ちょっ、ごめんってば!!」
「ハイ。アンタは一回黙りなさい!!」
「ぶぇあらぁ!?」
と、突然割り込んできた女子の声に本日4回目の「バカヤロー!!」が炸裂したの同時に、俺の頭に織田の愛用のエアガン(※本日はS&W M29)のグリップがめり込んだ……っていうか、マジで痛いんですけど!?


その余りの痛さに人間の出すような声では無い声を上げてしまう中、割り込んできた女子とは別の声が聞こえてくる。
「ほら、沙織さん。人の話に割り込むから……」
と、割り込んだ女子を諫める様に言い放つ女子の声のする方に対し、頭をさすりながら、俺が顔を向けると、そこに居たのはクラスメートの女子である武部沙織|《たけべさおり》と五十鈴華|《いすずはな》の姿があった。
そんな二人に対し、俺が視線を向けると沙織が申し訳なさそうにこう言ってくる。
「ご、ごめんね……。割り込んじゃって……」
「あぁ、気にしなくて良いわよ。こいつ、中学の時からこんなだったし!」
「ウルセ、バカヤロー」
余計な事言う織田に対して、本日5回目のバカヤローを言いつつ、ふとみほの方に視線を向けると、みほはアタフタした様子で俺達の様子を伺っている。
そんな、みほを気遣う様に華がこう言い放つ。
「ほら、みほさん困っていますわ」
「あぁ、ごめんね。それで……改めて
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