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ガールズ&パンツァー 戦車道 雄型 大洗雄型第1分隊 戦闘記
戦車道を選べだぁ?寝言言ってんじゃねぇよ!
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ー、そんな所を志願するよ……戦車一筋、機甲科志願の俺からすれば、想像もできない場所だぜ……。
そんな特戦群志願の裕也は、俺のキレ気味の返事に対し、呆れた様な口調でこう言い放つ。
「キレるなよ……頭の血管、切れるぞ」
「もうとっくに8本ぐらい、ブチブチ切れてるわ!」
「……大丈夫か?腕の良い脳外科医、紹介するぞ!!」
「うるせー、バカヤロー!!」
この裕也の発言に対し、俺が頭にデカデカと怒りマークを浮かべつつ、裕也に対して、キレていた時だった。
「なぁーに、アンタはキレているのよ?」
と言った感じで、今度は別の声……女子の声が俺の耳に飛び込んできた。
その声の掛けられた方向に俺が顔を向けると、そこに居たのは、俺の中学時代の同級生にして、所属していた戦車道チームのチームメンバーだった……
織田碧
(
おだみどり
)
(※以下、織田)だ。
ま〜……彼女に関して、紹介するとなると先に述べた様に”中学の時の同級生”と言う事に加え、”所属していた戦車道チームのメンバー”だったと言う事以外、何もないが、彼女の名誉の為(?)に少し付け加えると……。
織田とは、中学時代に所属していた戦車道チームの同期であり、同じ偵察班のメンバーであり、さらに詳しく言うと俺が偵察班の副班長を務めており、織田はそのメンバー……所謂、部下に当たる立場だった。
ま、一言に部下……と言っても、あくまでも形式的な物が強く、立場的に殆ど同じ位置にあったと言えるだろう。
んで、そんな感じでお互いに練習やら、ブリーフィングやら、試合の度にギャー、ギャー言い合いながらも、数々の激戦・死線を潜り抜け、何時しかお互いに『相方』と認め合う中って訳よ。”一応”ね!
そんな一応、相方の織田は呆れた様な口調でこう続ける。
「中学の時に比べりゃ、マシになったかと思ったけど難も変わってないねぇ〜……アンタは」
「ウルセ、コノヤロー!一発派手にやったろか!?」
「やめなさいっての!」
俺の言葉に対し、織田が生死を掛けてくる傍で、裕也が織田の方を見つつ、同情する様な表情を浮かべつつ、一言。
「……織田も苦労してんだな」
「ホント!中学の時から、こんな感じよ!!」
そう言って裕也の言葉に返しつつ、織田は呆れやら、怒りやらが色々と混じった口調で織田は「まったく!!」と呟きながら、こう言葉を続けた。
「……とりあえずお昼食べに私は食堂行くけど、二人はどうするの?」
「どうするも何も……お前と同じだよ」
ぶっきらぼうに織田に返事を返しつつ、俺が席から立ち上がった時、ふと俺の視界にみほの姿が映る。
みほは落とした筆箱とノートを拾った後、一人ポツンとため息をつきながら、椅子に座り込んでいた。
元々、引っ込み思案な性格だったが、
此処
(
大洗学園
)
に転向してきてからは、そ
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