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ガールズ&パンツァー 戦車道 雄型 大洗雄型第1分隊 戦闘記
戦車道を選べだぁ?寝言言ってんじゃねぇよ!
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よ、主人公」だって?
ウルセー、バカヤロー!!黙って聞いとけ、ボケェ!!!
えー……トまぁ、軽く吠えた所で説明させてもらうぞ。
俺の家系は曽祖父の代から軍人並びに自衛官の家系で、俗に言う”軍人家系”と言う奴である。
曽祖父は旧日本陸軍の砲兵隊の司令官として硫黄島の戦いに動員された職業軍人である。
その息子である俺の爺ちゃんは、警察予備隊及び保安隊の隊員として従事した後、創設間も無い陸上自衛隊のパラシュート部隊……後の第1空挺団の空挺団長を務めていた。
そんで、その息子である親父は自衛隊の”機甲部隊(戦車部隊)”の幹部自衛官として、福岡に新設された機甲部隊……第12機甲大隊の大隊長を務めている。
で、その第12機甲大隊に関して、少し簡単に説明すると、かつて新潟に存在した陸上自衛隊の師団……第12師団内に編成されていた”第12戦車大隊”の復活ではない。
今現在、陸上自衛隊が進めている南西諸島防衛を主眼とした再編成の中における一環として創設された機甲部隊だ。
その陸上自衛隊は、今現在、かつての対ソ連に対する防衛計画から、南西諸島への進出を図ろうとする某国及び、統一の末に日本の仮想敵国となる可能性が”大”の某国との軍事的衝突の発生を想定し、そのリスクに備えた防衛計画を進めている。
その中で今現在の軍事的情勢及び主戦場となる事が想定される九州沖縄地区の離島諸島の防衛には、軽装備かつ少数精鋭の特殊部隊及び無人機による戦いがメインとなり、
戦車
(
機甲
)
や
大砲
(
特科
)
と言った重装備が向かないと想定し、今現在、これらの職種の削減に当たっている。
そんな中で時代の流れ及び方針に逆行するかのように第12機甲大隊は新設された。
その編成内容は本部管理中隊を始めとする3個戦車中隊、2個の機械化普通科中隊、1個の偵察小隊、そして1個整備中隊で編成されており、他の第7師団と言った機甲大隊と比較すると比較的コンパクトな編成となっている。
これはどういうことを意味するのか?
先に述べた様に、今現在、戦場の主役は軽装備かつ少数精鋭の特殊部隊及び無人機である。
しかしながらも、戦車や装甲車、火砲と言った重装備の有効性が消えた訳では無く、いざと言う時には切り札として活用する事が想定される。
だからこそ、コンパクトにまとめて動かしやすくしつつ、いざ特殊部隊や無人機だけでは、どうにもならない……って時に、素早く展開可能ながらも、反撃に有効な機動力と打撃力を兼ね備えた機甲部隊として、第12機甲大隊が新設されたのだ。
さらに言えば、陸上自衛隊の南西諸島防衛計画の切り札ともいえる……日本版海兵隊こと、水陸機動旅団の装甲・火力支援の役割も兼ね備えていると言われている。
んで、その第12機甲大隊の新説を唱えたのが、俺の親父……もとい、|喜多川
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