暁 〜小説投稿サイト〜
ガールズ&パンツァー 戦車道 雄型 大洗雄型第1分隊 戦闘記
戦車道を選べだぁ?寝言言ってんじゃねぇよ!
[17/18]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
た。バカヤロー」
沙織の本気なのか、冗談なのか、まーったく分からないピンキーな沙織の発言に対し、本日、恐らく8回目ぐらい(※知らんけど)のバカヤローを炸裂させ、それに対して、間髪入れることなく織田が突っ込んでくる。うん、流石は一番の戦友だ。

っていうか、沙織の脳みそ本当にどうなってんのやら?
何をどう間違えたら、地平線の果てまで、キレイな真っピンクなお花畑脳が出来上がるんだよ?


しれっと、そんな考えが湧いてくる中、俺は沙織に向けて、こう言い放つ。
「ただの挨拶だ、バカヤロー。自意識過剰過ぎんだよ、オメェーは」
「龍さんの言う通りですよ」
俺の言葉を肯定する様に言葉を続けた華の言葉に対し、沙織は「いやいや!」と首を横に振って、否定するとこう言い放つ。
「だって!3日連続だよ!?これって気がある以外に何があるのよ!?」
「あぁ?性癖と性欲を派手にこじらせたストーカーまがいの性犯罪者か、お前に対して、殺したい程の恨みを持つ奴とかじゃないのか?」
「いや!私、恨みを買う様な事してないよ!?」
俺の言葉に対して、マジで困惑した様な表情を浮かべながら、反論してくる沙織。
そんな沙織に対して、織田が呆れた様子で俺に続く様にこう言い放つ。
「貴方、ぜーったい!想像妊娠するタイプよ」
「妊娠!?えっ、私、まだそういう相手は……」
「想像妊娠!普通の妊娠とは違うわよ!!」
織田の『想像妊娠』と言うワードに対し、”ナニ”を想像したのか、思いっきり顔を真っ赤にしながら、織田に言葉を返す沙織。
その”余りにも斜め上を行く突拍子の無い沙織の想像”を前に、織田が声を荒げながら、その想像を否定する。

うん……コイツ(沙織)、”欲求不満”なの?溜まってんの?
いや、本当にお前の脳みその中を見てみたいよ……。
っていうか、医学が驚異的に発展したこのご時世に想像妊娠なんて、ある意味ではスゲェな……。

ある意味で荒ぶっている沙織に対し、そんな考えが湧いてくる中、沙織への説教(?)を終えた織田が「ったく!」と呟いた後、話を変える様にこう言い放つ。
「まぁ、それは置いておいて……。所、昨日の『マジでっかテレビ!?』見た?」
「あぁ!見た、見た!!」
といった感じで、違う話題で再び6人で話し始めたその時、突如として、クラスメート達が一斉にガヤガヤと騒ぎだした。

「え、あれって生徒会長だよね?」
「なんでこんな所に?」
「おい、お前何か知ってるか?」
「そんな知る訳ないだろ」

ふとクラスメート達のガヤに耳を傾ければ、その様な声が聞こえてくる中、クラスメート達が視線を向ける先に、後を追う様にして視線を向けると、そこに居たのは、この大洗学園の”ボス”に当たる存在の生徒会長と、その右腕的存在に当たる副会長と広報の3人組だ。

[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ