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ガールズ&パンツァー 戦車道 雄型 大洗雄型第1分隊 戦闘記
戦車道を選べだぁ?寝言言ってんじゃねぇよ!
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を見て、ただならぬ気配を裕也、沙織、華、織田の4人も感じ取るなり、みほに対し、心配の視線を向けると同時に並々ならぬ空気が流れ始める。
「あー……アキ、お前後で〆るからな」
「うん、それが良いわね」
この並々ならぬ空気から、そう決めた俺の判断と、それを肯定する織田の言葉に対し、素で「えーっ!?」と驚きの声を上げるアキ。うん、コイツ、天成の腹黒だわ!
「なんで私、いきなり死刑宣告を喰わらないといけないんですかー!?」
「周りの光景見てから、言え。バカヤロー、コノヤロー」
「「「………」」」
「……」
納得できない&不満満々な口調で答えるアキに対して、もう本日何度目になるか分からない「バカヤロー&コノヤロー」をブチかましつつ、俺は俺とアキ+織田に視線を向けてくる裕也、沙織、華に対して、相変わらず俯いたままのみほを横目で見ながら、こう言葉を続ける。
「あー……とりあえず、この空気で分かると思うが……、みほは今、実家とちょっと揉めてるんだよ。んで、此処まで言えば、後は分かるよな?もし分からなかったら、頭をハンマーで叩き割ったうえで、脳内に直接叩き込むからな!?」
俺のこの言葉に対し、思いっきり困惑した様な表情を浮かべつつ、「お……、おう……」と答える裕也の傍では、沙織と華がみほの方を向きながら、話しかけていた。
「ご、ごめんね。気が付かなくて……」
「本当にごめんなさいね……」
こ様に謝罪を述べる沙織と華に対して、みほは俯けていた顔を「ううん!」と言いながら上げると、二人に笑顔を向けつつ、こう述べるのであった。
「二人共、気にしてないから大丈夫だよ」
「………」
そう言って沙織と華に笑顔向けるのみほを見て、思わず俺は胸が詰まるような気分になった。
俺がみほの幼馴染として、古くから知っているからこそ分かる……。こう言っているが、内心は今にでも泣きたいんだろう……。
みほは決して強い存在では無い事はよーく知っている……、無茶しなければ良いんだが……。
再び笑顔で織田や沙織、裕也達と会話を交わすみほを見つつ、そう思った俺は気が気でなかった……。
…
……
………
<?Side>
その頃、大洗学園の生徒会室では生徒会会長である角谷杏|《かどたにあんず》
生徒会副会長の小山柚子|《こやまゆず》、生徒会広報の河島桃|《かわしまもも》がこう言葉を交わしていた。
「会長、それは一種の情報操作では無いでしょうか……?」
「大丈夫、大丈夫♪」
角谷の提案に柚子は、あんまり乗り気では無くむしろ否定的とも言える返事を返すが、角谷は大好物の干し芋を片手にそう返す。
そして角谷の言葉を聞いて、角谷の傍にいた河島はこう言い放つ。
「畏まりました、直ちに実行します」
この時、この生徒会で決定した
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