暁 〜小説投稿サイト〜
ガールズ&パンツァー 戦車道 雄型 大洗雄型第1分隊 戦闘記
戦車道を選べだぁ?寝言言ってんじゃねぇよ!
[11/18]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
ツッコミを入れてくる裕也。そんな裕也は続け様に「っていうか……」と一言呟きながら、こう聞いてくる。
「お前ら、なんで戦車道のある学校に進学しなかったんだ?黒森峰とか、サンダースとか、結構な有名な所あるだろ?」
「あぁ、確かに……聞いて事ありますわね」
「私もー!この前、テレビで見たよ!!」
そう裕也の発言に対し、肯定する様な発言をする沙織と華に対し、俺と織田は「「んー?」」と呟きつつ、お互いの顔を見合わせた後、こう返す。

「「学年主任を殴り倒して、進学できなくなった」」

この俺と織田の発言を前に裕也は「……はぁ?」と呟きつつ、信じられないような表情で俺と織田を見つめ、みほ達は予想の斜め上行く俺と織田の回答にポカーンとしていた。
「まぁ……、普通はそんな反応なるよねぇ〜」
「あぁ、予想通りだな」
ある意味、予想通りの反応を見せた裕也達の反応に俺と織田が納得していると、裕也が「いやいやいやいや!」と呟きつつ、手を左右にブンブンと振りながら、こう言葉を続ける。
「学年主任を殴った!?お前ら、それ下手したら……つーか、普通に高校進学できなくなる奴だぞ!?なんで進学できたの!?」
「あ゛ー?んなこと言ったって、俺と織田が殴り倒した学年主任、バリバリの極左&共産主義で、大の自衛隊&戦車道嫌いで、戦車道なんかやってる奴の成績を勝手に改悪していた様な奴だぞ?事あるごとに『これだから戦車道なんて野蛮な事をやっている奴は……』なんて言ってたしな!」
「っていうか、龍の場合は、父親が現役の自衛官と言う事で、学年主任から目の敵にされていたしねぇ〜……」
「あ〜……、なるほど……。一応、学年主任の方にも非はあったね……」
「「非しかないわ、あのヤロー!!」
とまぁ、裕也の発言に対して、ハモりながら返す俺と織田。
そんな俺達の様子を見て、みほ達は本日、三度目となる苦笑いである。

因みに殴り倒した後、俺と織田はみっちり他の教師たちに絞られた挙句、大量の反省文を書く羽目になったけどね♪

んで、そして俺と織田に殴り倒された学年主任だが、元々、先に述べた左に偏り過ぎた思考&そこからくる業務違反に当たる行為等がしばしば教師達の間でも、問題になっていた事もあってか、教育委員会主導の下、調査が行われ、もう何度も述べた思考&思想からくる業務違反以外にも、単純に女子生徒へのセクハラまがいの行為等も判明し、物の見事に学校をクビ&教員免許を剥奪されたと言う……ざまぁ(笑)

まぁ……それもあってか、俺と織田に与えられた処分が先に述べた、仕出かした事に比べて、比較的軽い物になった訳である。

んでもって、これ故に中学時代は学年主任に散々辛酸をなめさせられた生徒たちの中には、俺と織田の事を英雄扱いする奴もいたねぇ〜……。高校生となった今じゃ、斜め上良く
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ