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インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
第53話悲劇再び
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そこは見渡す限りどこもかしかも荒れている街であった。建物は崩れ、電柱や外灯は折れた状態、お店の看板のようなものは溶けていた…そして逃げ回る人や泣き叫ぶ人、怪我人なども多数いた
まさしく世界の終末と言っても間違いではないような光景、そしてなぜかそこにいるシャルロット

シャル「あれ…此処どこ?ってなにこれ…どうなってるの…」

周りの光景が信じられないもので戸惑っている
しかしそれよりも目を引くものがあった、彼女がそれを知ったのは上空から物凄い音がしたからである

ガンッ!ビュンッ!

金属同士がぶつかる音や射撃音など色々聴こえてきた
恐る恐る空を見ると2つのISが戦っているのであった
片方は全身白色で左手には大きなガジェットのようなものがついていて右手には刀が握られており、足には一部黒色のラインが入っており、バックパックには大きなウイングとビットホルスター用のバックパックが付いていた
そしてもう片方は全身真っ黒でヘッドギアがツノのような形になっており、胴体は中央部に赤色に発光している動力部のようなもの、右腕は尖って鋭利になっており左腕は鳥のよう羽のようなガジェットがついている。足は鳥のようになっておりバックパックは白色の方と同じホルスター用のパックパックが中央と左右合計三つ、その後ろに真っ赤な翼と真っ黒な悪魔のような翼があり、中央のバックパックからケーブルのようなものが付いておりその先端は鋭利な刃物のような造形になっていた

しかし彼女らその2機に見覚えがあった、少し造詣が違えてど確信を持てるほど知っている

シャル「零騎士と白式…聖成と一夏?」

世界で三人しかいないISが扱える男性のうちの2人、外川聖成と織斑一夏であった

一夏「お前を!!今ここで止める!!!なんとしてでも!!!」

聖成「やってみろ!!いくら同じ力を取り込んだぐらいで俺に勝てると思うなよ!!」

彼ら2人の刃がぶつかり合うたび周りへ衝撃波が飛び崩壊しかけているビルは瓦礫を崩し、飛ばされそうになった子供をその親がしっかりと抱きしめている。

シャル「二人とも…やめて…やめて…」

シャルロットはその場でしゃがみ込み2人の光景見ないようにしながら呟き始めた

しかし二人のぶつかり合いは激しくなり

聖成「一夏ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

一夏「聖成ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

シャルロットは再び上を見上げて




シャル「二人とも!!やめてぇぇぇ!!!!」




先ほどの荒れた街中ではなくシャルロットは布団の上にいた

シャル「はぁ…はぁ…、ゆ、夢?」

どうやら先ほどのものは夢のようだった
なぜなら聖成本人は椅子に座り机に向かって作業していたのであろうがなんとそのままの状態で寝てし
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