暁 〜小説投稿サイト〜
X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第3話B 大地と片翼の奏者の出会い! 真紅の魔竜グラウモン
[1/9]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
謎のプレートが放った光に飲み込まれ、意識を失っていた赤髪の少年ーー古里炎真はデジタルワールドの森の中で倒れていた。


炎真「ん……んん……あれ……僕は、一体……ここは……?」


目を覚ました炎真は辺りを見回し、自身が見知らぬ場所にいることに気付くと……


?「お、漸く目を覚ましたみたいだな♪」

炎真「え?」


燃えるような長い赤髪をした女性ーー天羽奏が視界に入るのだった。


奏「大丈夫か? 気分は悪くないか?」

炎真「は、はい、大丈夫です……ん?(何か後頭部辺りに柔らかい感触が……って!?///)」


後頭部辺りに柔らかい感触が当たっているのを感じた炎真はよく見ると、自身が奏に膝枕されていることに気が付き……


炎真「すすすす、すみません!///」


顔を真っ赤にしながら飛び起きるのだった。


奏「あははは! 可愛い反応するね。別にもう少し寝てても良いんだぞ?♪」

炎真「あ、いや、流石にそれは……あ、僕は古里炎真って言います。貴女は?///」

奏「あたしは天羽奏だ。よろしくな、炎真♪」

炎真「は、はい、よろしくお願いします、奏さん///」


炎真と奏は互いに自己紹介を交わした。


炎真「ところで奏さん、ここが何処なのか知りませんか?」

奏「ん? ああ、あたしもさっき教えて貰ったばかりなんだけど、この世界はデジタルワールドって言って、デジモンって言う生物が住んでる世界らしいぞ。因みにここはファイル島って言う島な」

炎真「デジタルワールド? デジモン? と言うか、教えて貰ったって……誰に?」

奏「ああ、それはな……」


奏が炎真の問いに答えようとしたタイミングで……


?「おーい、奏の姐御〜♪」

?「炎真〜♪」


遠くから炎真と奏を呼ぶ声が聞こえて来た。


奏「お、丁度良いところで帰って来たな♪」

炎真「え?」


奏が見ている方に炎真も視線を向けると……そこには竜の翼のような形をした耳がある小さな紅い恐竜のような成長期の爬虫類型デジモンーー『ギルモン』と、腕に赤い革ベルトを巻いた黄色のトカゲのような成長期の爬虫類型デジモンーー『アグモン(セイバーズ版)』(※以降『アグモン(S)と称します)が腕に果物を抱えてやって来た。

それを見た炎真は……


炎真「きょ、恐竜!?」

ギルモン「恐竜? 僕達デジモンだよ♪」

炎真「しかも喋った!?」

奏「あははは! こいつらと最初に会った時のあたしと同じ反応だなぁ♪」


やはりと言うべきか驚いており、そんな炎真の反応を奏は自身と同じだと笑っていた。


アグモン(S)「奏の姐御、お腹減ったろ? 食べ物
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ