67 文化祭の開幕
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な・・・」
「あ、長山君も行く予定なの?」
「あ、そういえば家族で先に行ってたわあ」
「へえ」
笹山は世界はとても狭いと感じた。
三河口達は食材の仕入れ、調理器具の準備等を行い、既に料理の支度は整った。
「よっしゃ、頑張って売りまくるぞ!!」
北畠の掛け声で皆はやる気をみなぎらせた。なお、当の三河口は心のどこかで例の「アレ」に似たような感触を覚えていた。
(これは・・・。いや、単なる緊張感なのだろうか・・・)
三河口は兎に角、今は料理する事に身を捧げる事にした。
そして文化祭はオープンした。飾り付けられた校門、そして校庭には吹奏楽部や軽音楽部などがライブを行えるようにステージも設けられた。
かよ子達は会場の丁度の時間に高校に到着した。
「おお、すげえぜ、これが文化祭か!!」
「皆、楽しんでね」
一方、藤木は笹山と楽しめるかどうか不安に思っていた。かよ子は藤木の方ばかり気になっていた。
「かよちゃん、どうしたの?」
とし子が聞いてきた。
「あ、いや、なんでもないよ」
かよ子はただ運に任せるしかないと思い、校内に入っていった。
一人の大学生が静岡駅で新幹線から降車し、在来線の東海道本線に乗り換えた。
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