暁 〜小説投稿サイト〜
天才少女と元プロのおじさん
夏大会直前
13話 私は愛人ポジションになる訳か
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現れた事で珠姫自慢合戦は幕を閉じた。梁幽館のキャッチャーは吉川を連れて戻っていく。

 

 珠姫はさっきのお返しと言って詠深の腕をつねるのだった。

 

 

 

 

 開会式はテレビ中継されており、後日、録画した映像を部室にてみんなで見ていた。

 

 新越谷高校の入場行進は皆足を高く上げ、手を大きく振り胸を張って歩いている。そんな姿に芳乃は御満悦だ。

 

「やっぱ十人だと目立つなぁ。手足が同時に出てる奴!」

 

 稜の指摘に白菊は顔を両手で被い、息吹は涙した。

 

「まあまあ。これはこれで初々しくて良いじゃん」

 

 正美は二人をフォローする。

 

「二人の結婚式にこれ流すね」

 

 勿論、弄るのも忘れない。

 

『やめてくれ(ください)!』

 

 息吹と白菊の抗議の声が部室に響いた。
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