夏大会直前
13話 私は愛人ポジションになる訳か
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
現れた事で珠姫自慢合戦は幕を閉じた。梁幽館のキャッチャーは吉川を連れて戻っていく。
珠姫はさっきのお返しと言って詠深の腕をつねるのだった。
開会式はテレビ中継されており、後日、録画した映像を部室にてみんなで見ていた。
新越谷高校の入場行進は皆足を高く上げ、手を大きく振り胸を張って歩いている。そんな姿に芳乃は御満悦だ。
「やっぱ十人だと目立つなぁ。手足が同時に出てる奴!」
稜の指摘に白菊は顔を両手で被い、息吹は涙した。
「まあまあ。これはこれで初々しくて良いじゃん」
正美は二人をフォローする。
「二人の結婚式にこれ流すね」
勿論、弄るのも忘れない。
『やめてくれ(ください)!』
息吹と白菊の抗議の声が部室に響いた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ