暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
彼が寝ていたら
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教した飛鳥だったが「イタズラ感覚でキスをしようとするな」と言う際、お互いの真っ赤になった顔を思い出し、固まってしまうのだが……。
二人の関係が進むのは、もう少しだけ先の事である。

ff

・眺めていたい(流しら)

「流星さん。朝です、起きてください」

朝、恋人の流星を起こす調。しかし、朝は中々起きられない彼の寝顔を、調はじーっと見つめていた。

(もう少しだけ、眺めていようかな……)

「……調ちゃん?」
「あ……おはようございます、流星さん」

ようやく流星が目を覚ます。調は、もう少し寝顔を眺めていられなかったことを惜しみながら立ち上がる。

「朝食、出来てますよ」

そう言って足早に立ち去る調を見て、首を傾げる流星。調の朝が早いもう一つの理由は、まだまだ内緒である。

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