女性が怖いことを思い出しました。
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まり、言いたいのは、生息地がちょっと違うくらいでおかしくはない。
「美琴さん。それに少し考えて下さい」
「な、何を?」
つい声が裏返ってしまった。知らんけど。
「もし、もしですよ。美琴さんの過去にヤモリみたいなのが家の窓に張り付いているとします」
「ちょっと待て」
「……はい?」
あまりにも心で叫びたくて、ちょっとそこで話を切ってもらった。
ふぅ。さて、心の中で叫ぶとするか。
あ、あまりにも例を体験しているんですけど!
逆に怖いんですけど!
実例体験しているから!体験済みですから!
はぁ、はぁ、はぁ。
言いたいこと(心の中で)言えた……
「どうぞ。続けて」
「え?えーっと……つ、続けていいなら、続けますね」
はい。そうしてください。
「……ごほん。では、ヤモリみたいなのが窓に張り付いているとします。でも、それは赤ちゃんイモリだから許されるのではないでしょうか」
うん。俺の体験談も赤ちゃんヤモリ?(何故か疑問形)だった。
「でも、このD.Kは赤ちゃん……もしくは幼少時代のD.Kじゃない。
もう、立派な大人のD.Kなんだ。その大人が約一万六千キロを道に迷ったなんて意味が分からないだろう?つまり……」
途中で話に入って(というより乱入)してきたミアは話をいったん閉じる。
てか、話ずれるけど、一万六千キロ!?んなもん、子供でなくても、迷う訳ねぇよ!
話を戻そう。(ぺ○ぱ風)
「「誰かに操られている(のか)」」
「おっと……キリナと声、重なっちゃったな…………テヘペロ?」
「……そういうことになるね」
おい。俺の発言、ガン無視!?
俺、テヘペロまでやったんだけど、恥ずかし///////
顔を手で覆い隠し、地べたにしゃがむ俺を莉理亜は優しくなでなでしてくれた。
やっさし!何この子、やっさし!
てか、誰かに操られているとしたら……
「今すぐ、マリーロチアさんのところに行かないといけねぇじゃねぇか!」
「じょ、状況報告だね……ここは、運び屋でもあるキ「やめておいた方がいいですよ」あっ……そっかぁ。ボク、忘れていたや」
何がいけないのかって?詳しくは八、九話をご覧ください。
(ちゃっかり宣伝、サンキュー by狼アサ)
「じ、じゃあ、ボクが行ってくるよ。とりあえず、害虫との戦争が近いと思うから、
ミコト君の《次元渡り((ル・ワー))特別((ルド・))能力》について、探しといて〜」
それだけ言って、ミアは行ってしまった。
て、いうか……
「《次元渡り((ル・ワー))特別((ルド・))能力》ってなんだよ……」
すたこらサッサと去っていったもう小さく見える背中を見て俺は呟いた。
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