暁～小説投稿ｻｲﾄ～:X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays 第10話A　目指せムゲンマウンテン！弾丸の嵐ガルゴモン

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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays

沢田綱吉・ヴェルジネルート
第10話A　目指せムゲンマウンテン！弾丸の嵐ガルゴモン
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研究施設付近でのタンクモン・ダークティラノモン・デビドラモン達の襲撃を退けたツナ達は、研究施設からだいぶ離れた場所にある洞窟の中で休憩していた。

アニューの作った昼食を食べながら、ツナ達は次なる目的地について話し合っていた。

ツナ「ムゲンマウンテン？」

フェルト「うん。マップに表示されているデジヴァイスの反応を見る限りだと、皆その山に向かって移動しているみたいなの」

フェルトはファイル島のマップデータに表示されている逸れた仲間達のデジヴァイスの反応を追ったところ、ムゲンマウンテンに向かって移動していることがわかり、それをツナ達に伝えた。

クリス「しかし、何で先輩達は山なんかに向かってんだよ？」

フェルト「わからないわ。高いところから状況を確認しようとしているのか、もしくはムゲンマウンテン自体に何かあるのか……」

アインス「どちらにせよ、主達がそのムゲンマウンテンを目指しているのであれば私達も向かうべきだ」

フェイト「そうだね。フェルト、ここからムゲンマウンテンまでどれくらいあるかな？」

フェルト「ちょっと待ってください……(カタカタッ)ここからだと歩いて半日かかりますね」

マリア「半日と言うことはムゲンマウンテンに着く頃には夜になっているわね。取り敢えず、この後は行けるところまで移動して、途中で野宿しましょう」

アニュー「そうですね」

アンジュ「賛成よ」

これからの行動の方針が決まった……その時。

フェルト「あれ？」

フェルトがファイル島のマップを見て、あることに気付く。

ツナ「フェルトさん、どうかしました？」

フェルト「あ、大したことじゃないんだけど……デジヴァイスの反応が1つ増えているみたいなの」

フェルト以外『え？』

フェルトのその言葉にツナ達もタブレット端末に表示されているファイル島のマップを見ると、研究施設内で見た時はデジヴァイスの反応はツナ達のを含めて19だったのに、現在は1つ増えて20となっていた。

ツナ「本当だ、研究施設で見た時より増えてる！」

フェイト「これって、もしかして……」

マリア「最近誰かがこのデジタルワールドへ転移して来たってこと？」

フェルト「恐らくそうだと思います。でも、一体誰が……」

アンジュ「まあ、そこは実際会ってみましょう。それにしても私達と同じように何人かグループになって動いてるわね」

アンジュの言う通り、ここにいるツナ達8人以外の12人の反応は……1つは8人、もう1つは4人の2グループに分かれて移動していた。

8人のグループの方はムゲンマウンテンから見てツナ達同様半日程の距離にいるのに対し、4人のグループの方はムゲンマウンテ

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