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ドリトル先生の野球
第十幕その七
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うだね、けれどその割に」
「食べて飲みはじめてまだ歴史が新しいのに」
「それでもだね」
「フルーチェみたいな素晴らしいものを生み出せるんだね」
 王子はしみじみとした口調になって言いました。
「僅かな歴史から」
「他の乳製品も美味しいね」
「日本はね」
「そのことも凄いことだね」
「日本のね」
「だからこれだけの国になったんだね」
「そういうことだね、確かにマスコミは酷いけれど」
 近頃先生がお話している様にです。
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