暁 〜小説投稿サイト〜
ジョジョの奇みょんな幻想郷
第一部 ケイオスクルセイダーズ
第二章 春雪異変〜神浄刀矢さんとコラボ企画〜
32.桜と異変解決
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一の脳内がぴかっとはじけた。異変へ向かう前の。そう、あの時の早苗の発言。



『白玉楼、っていう場所らしいですよ。ぺージへ(ry』


「あれかよ!?」
 丞一は叫んだ。そう心から叫びたがったのだ。そんな丞一を見たことがない和真は身を震わせ驚き、他のみんなは苦笑いを浮かべていた。
「あんなんが伏線でいいのかよ!?結構露骨であからさまな伏線だったうえにあんなへったくそなやつで本当にいいのか!?」グサッ!ウグゥ
「それ以上のメタ発言はだめよ丞一!」
「もうアップ主のメンタルはもうゼロだ!」
 どこからもなく飛んできた暴言が刺さったがそれはともかく、いったい幽々子のご先祖様は何を考えて彼女に西行妖の葉を使った桜餅の作り方を残したかはおそらくご先祖様しかわからない。
「まったく、なんで最近の妖怪はこんなのばっかりなのかしら」
「あんたのところも言えねぇでしょうがPAD長」
「PADじゃない自前よ。じゃなかった。PAD長じゃないわ。咲夜よ」
「まったくねぇ」
「紫。あんたが言うな」
 みんながあまりの結果に小言を言い合っている。確かに規模に比べて野望が小さい。
「まったく、――――」
「やれやれ、ですね。ジョジョ」
「―――――――まったくだ」

 こうして春雪異変が終息しこの長かった冬も収束したのであった。


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