最終話
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「破壊神…だと…?」
モンデルがした事は以前ビルスが最初に地球に来た時にモンテがやったようにそのエネルギーを集めてその身に吸収したのだ。
「おおおおおおっすごいねぇ」「うん、すごいねぇ」
「モンデルも破壊神になったね」「うん、なったー」
全王様はきゃっきゃと喜んでいるようだ。
「破壊神モンデル…」
そうして吸収した破壊のエネルギーを糧にして自分の中の殻を打ち破り、ここに破壊神として再臨したモンデルが中空からトッポを見下ろしていた。
モンデルが破壊神になろうがトッポの気迫は変わらず。
もうここに来て言葉などは必要なかった。
どちらともなく駆けるモンデルとトッポ。
「はぁっ!」「むぅんっ!」
同じレベルの者同士、ただ拳を振るうのみ。
ドウゥン、ドゥンと空気を震わせる音が武舞台に響く。
「まだだ、まだわたしはこんなもんじゃねぇぞーーーっ!」
赤かった髪が逆立ちピンクに染まった。
「なっ!?超サイヤ人・ロゼだとっ!?」
ジレンとの戦いの中一瞬だけ止まったベジータが驚愕の声を上げていた。
神の領域に立ったものが更に超サイヤ人に覚醒する事で変身できる未だかつてただ一人しか成功した事の無い変身を遂げたモンデル。
互角だった戦いが一気にモンデルへと傾いた。が、しかし…
「髪の色が変わったくらいで舐めるなっ!」
トッポもまだ成長途中なのだろう。
さらに神の気を膨れ上がらせると突き出した五本の指先から破壊のエネルギーを連射する。
「くっ…」
かわし、弾き、避けて応戦するモンデル。
「はぁっ!」
「ぬぅんっ」
隙をみて気功波を放つがトッポが振るった逆水平チョップに切り裂かれ武舞台を削るだけに終わった。
その後も激しいぶつかり合いは続く。
「くっ…まだ押し切れないのかっ…」
ならば界王拳か?
いや…わたしが好きなのは変身だ。変身する事に人生を賭けて来たと言っても過言では無い。
ならば…
ドドドドッ
気功波をまき散らしトッポの視界を奪うとバク転しながら距離を取るモンデル。
「子供騙しよ」
トッポの振った拳で粉塵諸共吹き飛ばされてしまうが、時間は稼いだ。
「はあぁぁあぁあああぁぁぁぁぁああああああっ!」
神の気もサイヤ人のパワーも限界まで高め、自身の殻をさらに破るイメージで…
成功例は既にベジータが見せているだろっ!
ジレンと戦っているベジータは超サイヤ人ブルーを更に進化させすがすがしいオーラを纏っている。
そう、あれだ。わたしが変身するのは…
「はぁーーーーーーーーぁっ!!!」
一瞬、足元に銀河を幻視した。
ピンクに逆
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