第九話
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気満々なカリフラと対峙するビーデルとモンテ。
「いくぜっ!」
カリフラが超サイヤ人2に変身してモンテへと迫る。
「それじゃあ私の相手はあなたね」
「ひっ…」
ビーデルはケールを相手をするようだ。
「他の宇宙の戦士を落としに行けよっまったくもうっ!」
カリフラを迎え撃つモンテは超サイヤ人3だった。
モンテには悟空やベジータと戦った時に染みついた悪い癖がある。
それは相手よりも一段階上の変身で戦おうとする癖だ。これは地力の差が激しかったモンテでは悟空とベジータに食らいつくための苦肉の策ではあったのだが、あのサンドバッグの日々は魂にまでこびりついてしまっていたのだ。
「超サイヤ人3か。ついてるぜっ!」
確かに悟空とベジータとの地力の差は大きかった。が、しかしそれでもモンテは一段上の変身と言えど何とかかじりついていたのだ。
そこに着て生まれなおしたモンテは修行を欠かさなかった。
「がっ」
「姐さんっ…きゃぁっ!」
モンテの攻撃がカリフラを、ビーデルの攻撃がケールを吹き飛ばす。
カリフラは何とか耐えたがケールは場外目がけて飛んでいくが…
「ケールさんっ!」
途中で勢いを殺す様に受け止めた第6宇宙のサイヤ人であるキャベがケールを場内へと押し戻し一緒に着地した。
「うぅっ」
「ケールさんはここに居てください。ボクが行きますっ」
地面を蹴ってビーデルへと向かうキャベは気合を入れると超サイヤ人へと変身していた。
キャベはノーマルの状態でベジータとタメを張る実力者である。
つまり超サイヤ人になったキャベもベジータの超サイヤ人と同程度の強さと言う事だ。
そこにきてビーデルはと言えば確かに強くなったがベジータに追いついているかと言えばいくら潜在能力をシェンロンに願って覚醒しているとは言え程遠い。
「はぁあああぁああっ!」
「くっ戦いの中で成長しているって言うのっ!?」
堪らず超サイヤ人2へと変身するビーデルだが、キャベの攻撃が鋭さを増していき自分でも気が付いていないだろうが限界を突破し超サイヤ人2へと至っていた。
同じ変身ならビーデルよりもキャベの方が強い。
追い込まれているのはビーデルの方だった。だが…
ビーデルの髪の毛が紅く染まる。
「くっまさかアナタもその変身が出来たとはっ」
「モンテの特訓のおかげでね」
悔しそうなキャベ、再び天秤はビーデルに傾く。
「おいおい、なんだよその赤い変身はっ!気を感じねぇぞっ」
「超サイヤ人ゴッド。あの変身は超サイヤ人3より強いよ」
キャベの攻撃はもうビーデルには届いていない。
「モンテ、いつまでも遊んでいないで。宇宙の存亡
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