第九話
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「モンテ…」
「モンテさん…」
ビーデルと悟飯くんが呆れている。
「良かったのか?」
と言う十七号さんは結構優しいのではないだろうか。
「良いですか?変身魔法少女の変身は邪魔をしてはいけないのではなくて実際は0.1秒で変身しているんです」
「そうなのか?」
そうなんです。
「なのにあんなちんたらと…しかも中断されたら最初からやり直しとか、許しませんよ。あれが許されるならわたしが変身するたびに待ってもらいますからねっ!」
「それもそうだな」
そして変身前は普通の女の子と言う設定を忠実に守っているのかズタボロになって武舞台を落下し観戦席へと転送させられるリブリアン達三人娘。
何やら外野でワーワー言っているが…
「うるせーっ!変身シーンが見せたかったのなら力の大会が始まる前にやっておけよっ!変身シーンと宇宙の存亡のどっちが大事か分かってればそんなバカな事は出来なかっただろう、知るかっバーカバーカ!そして何よりリブリアン、オメーの変身後は地球の美的感覚ではブサイクなんだよっ!誰がブサイク変身など許すかっ!変身前が美人なだけにすげーショックなんだぞっ!」
「ブサイク……それは本当なのか?」
と若干ショックを受けた第2宇宙の破壊神ヘレス様が問う。
それに第7宇宙の一同(悟空をのぞく)が首を縦に振った。
その事に第2宇宙の面々は相当ショックを受けたようで言葉が激減。ようやく静かになったようだ。
ジレンに突っかかって行った悟空が力負けして最後の手段に元気玉を選んだのか元気を分けてくれと言っているのだが回復が難しいし永久エネルギー炉のある十七号さんと十八号さんに頑張ってもらえば良いだろう。
巨大な元気玉を作り出した悟空だが、ジレンには押し返されて当てる事も敵わずに元気玉は爆散してしまった。
その中心地に落下していた悟空さんの気は感じられなくなり周りも自爆で消滅したのではないかと言う始末。
しかし、消滅せずに現れた悟空さんは銀色のオーラが立ち込めているもののその気は感じ取れない。
「身勝手の極意…か」
急に強くなった悟空はジレンに迫るが届かず。しかしリングアウトすることなく一度お互いの距離は離れた。
身勝手の極意・兆しが途切れてしまった事も関係あるだろう。あのまま戦っても悟空さんは勝てなかったのだ。
力の大会の半分が過ぎた頃、もう幾つかの宇宙は全王様の手によって消滅させられていた。
否応にも消滅の危機を身近に感じ皆決意を新たに力の大会に全力を投じている。
さて、わたしも簡単そうな敵から落としていこう。
先ずは第6宇宙のナメック星人からかな。
ザッとモンテは武舞台を踏みしめるとその気配でナメック星人であるサオネ
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