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転生したらビーデルの妹だった件
第七話
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るなーーーーっ!」

「グァアアアアっ!」

気合と共に起き上がると踏みつける足を払いのけそのまま転がる巨体へと渾身の蹴りを放ち宙に放り出されたモンテはあわやリングアウトと言う所でその巨体が急激に縮まっていく。

「今度はなんだぁっ!」

絶叫するシャンパ様。

クルっと回転するとリングの淵にストっと着地するモンテ。

その姿は上半身は紅い毛に覆われ髪の色は逆立っているバラ色で、目元は紅い隈取がみえた。

その気は恐ろしくクリアで、常人には感じられない。

「お前達サイヤ人はどれだけ変身するんだよっ!」

「だ、だから知りませんってっ!」

「なんだその変身は、超サイヤ人ブルーではないのか」

ヒットが構える。

「超サイヤ人ゴッドの力をもったサイヤ人の超サイヤ人4と言った所だね」

「長いな」

「適当な名前がなくてね」

「ふ、まあいい…俺にはお前の気は感じられないが…」

グッと踏み込んむ。

「この変身は結構強いよっ!」

互いの拳が空気の震えを置いて激突。

ドンッ ドンッ  ドンッ

「ふっ…お前達サイヤ人は俺の限界をことごとく突破させえてくれる」

幾重にも繰り返される激突に武舞台がきしみ始めた。

「連戦でこの強さとかっ!勘弁してよぉっ!」

悟空がヒットの体力を大幅に削っているはずなのに互角の勝負で拳を振るってくる。

「面白い技を使っているな。まるでダメージが入らん」

「わたし、タフさには自信があるんだよ!」

ペロリと舌をだして悪態を吐き

「よく悟空さんとベジータさんにサンドバッグにされるからこっちも必死なんだよっ!」

その後ズーンと落ち込んだ。

第六宇宙第一試合に出て来たボタモほど無敵と言う訳では無いが、わたしは猿武でダメージを受け流している。

パンチ、キック、連打。

そして猿武は攻撃の時にも応用され、わたしの攻撃は常に全力の威力がこもっている…のだが、それと打ち合えるヒットさんマジ凄まじい。

「そうだ、その女には弱点があったな。ヒット、尻尾だ。尻尾を狙えっ!」

シャンパ様、なんて事をっ!

「エッチ」

「エッチとはなんだっ!エッチとは」

HENTAIの頭文字だよっ!

「フンッ」

どうやらヒットは弱点を狙うつもりはないらしい。

再び空気が震える衝撃が辺りに響く。

ラッシュ、ガード、連打。

互いに弾けて距離を取った。

「でもそろそろ決着をつけないと地力で負けてしまうから…」

腰を落とし右手を引いて左手でその拳を包み込むと拳に気を溜め始める。

「おいおい、ちょっとあれシャレにならねぇんじゃねえか?」

「はい。ものすごい神の気
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