第七話
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「面白いな、お前も」
「わたしは面白くなーい」
「時飛ばしを無効化して来るとはな。これは普通にやるしかないか」
スっと構えを取るヒット。
時飛ばしは時が動いていない訳では無い。人間には認識できないだけだ。
その間叩く一瞬を猿武で無理やり体を動かして対応しているのだ。
「モンテのやつすげーな。時飛ばしの中で動けるんか…っていたたたたた」
悟空が痛むか体を乗り出して応援していた。
「かーめーはーめー波っ!」
「むぅんっ!」
かめはめ波もヒットには通じず。
ただ天井のバリアを壊すだけだった。
「こらーっ!遊んでいるんじゃない。絶対勝つんだー。さっさとブルーを出せっ!」
「ひぃっ!?」
ビルス様の激励にビクリと肩を震わせシッポがピンと立ち上がった。
その油断した瞬間。抜けたバリアの先にある超巨大なドラゴンボール。
それはほんの偶然。本来なら有り得ないであろう事象が重なった結果だった。
幾つもあるドラゴンボールに乱反射したブルーツ波が一点に集まりたまたま壊したバリアを抜けてモンテに視界に入ってきてしまったのだ。
ドクンッ!
1700万ゼノを超えるブルーツ波を眼から吸収したモンテは急激にの体を膨れ上がらせる。
「これは何だ一体…」
膨れ上がる体に戸惑うヒット。
「ヤバいぞカカロット」
「パンちゃんとビーデルは空を見上げちゃなんねぇっ!」
「なんだなんだ、あんなの反則じゃないかっ!」
「あら、まぁ」
「おい、ウィス。これは何だ」
「元来サイヤ人と言うものは満月を見ると大猿に変身する種族でして、変身にはサイヤ人の特徴である尻尾が必要であるようですよ」
「ふーん、それじゃあ悟空とベジータは変身できない訳?」
「そう言う事になりますねぇ」
変身を終えたモンテは全身から金の毛を逆立てた巨大な大猿へと変身していた。
「おまえぇっ!サイヤ人はあんな大猿にも変身できるのかっ!」
興奮しているシャンパ様がキャベの肩を揺らしている。あまりに高速なので死なないと良いのだけれど…
「僕たち惑星サダラのサイヤ人は大猿になんて変身できませんよっ!」
「本当かぁ!じゃあなぜあっちのサイヤ人は変身しているっ!」
「知りませんってばぁ」
キャベ涙目である。
「ふん、いくら変身しようともただ体が巨体になっただけでは無いか」
殴りかかったヒット。しかしモンテは逆にその巨体に見合わない速度で平手を振ってヒットを叩き落した。
そのまま踏みつける残虐ファイト。
「ぐおおおおおおおおっ!」
全体重で踏み抜かれるモンテの攻撃をヒットはどうにか耐えていた。
「なめ
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