第九幕その九
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整理体操をはじめながらです、王女は五人に提案しました。
「ここは」
「いいですね」
「もう夕方ですし」
「お風呂に入ってもいい時間ですね」
「それならですね」
「整理体操の後は」
「森のお風呂に入らせてもらって」
フェアリーの国の大浴場です、男湯と女湯があって皆好きな時に入って身体を奇麗にしてお風呂も楽しんでいるのです。
「そうしてね」
「身体を奇麗にして」
「それからですね」
「お風呂から出たら晩ご飯ですね」
「それも食べて」
「後は寝るんですね」
「そうしましょう、オズの国の夜は皆すぐ寝るけれど」
それもぐっすりとです。
「寝ることも楽しいにしても」
「それまでもですね」
「そう、お風呂に入ってね」
「ご飯も食べて」
「素敵な時間を満喫しましょう」
「わかりました」
「それと」
ここでこうもです、王女はナターシャにお話しました。
「体操服もね」
「今私達が着ている服もですか」
「汗をかなりかいたわね」
「そうですね、皆」
アスレチックで身体をとても動かしたからです、皆そうなっています。
「そのことは」
「そうでしょ、だからね」
「体操服を洗濯しないといけないですね」
「こちらも忘れないでね」
そうしてというのです。
「しておきましょう」
「わかりました」
「スポーツをした後は清潔にね」
「そのことは絶対ですよね」
「働いた時もそうよ」
その後はというのです。
「ちゃんとね」
「お風呂に入ることですね」
「それかシャワーを浴びて」
「身体を奇麗にすることですね」
「身体を動かした後は気持ちいいけれど」
そこにというのです。
「お風呂にも入ると余計にいいでしょ」
「はい、確かに」
「だからよ、お風呂にもね」
「入って」
「すっきりしましょう」
「わかりました」
ナターシャは王女の言葉に頷きました、そうして皆はお風呂場に向かってそれぞれ体操服や下着を洗濯機に入れてからです。
お風呂に入りました、王女はナターシャそして恵梨香と一緒にお風呂に入っているとそこにでした。
ケーキも入ってきました、王女はケーキを見て彼女に声をかけました。
「貴女もなのね」
「はい、お仕事が終わりましたので」
それでとです、ケーキは王女に答えました。
「今からです」
「お風呂に入って」
「そうしてです」
そのうえでというのです。
「すっきりしようと思っています」
「私達と一緒にね」
王女はケーキのお話を聞いてにこりと笑って言いました。
「それじゃあ」
「そうですね、ただ」
「ただっていうと?」
「まさか王女さん達がおられるとは思っていませんでした」
そこは考えていなかったというのです。
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