第一話
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、叶える願いとしたら自分だったら多分アレなのだが…シェンロンの力を超える願いは叶えられないから無理かもしれないと思っていたアレだろう。
ドラゴンレーダーは後日カプセルコーポレーションに送り付けるとして…
この尻尾…どうしよう…?
確証が持てるまでは絶対に満月を見てはいけない。絶対にだっ!
ビーデル、夜大人しく寝てくれると良いのだけれど…
パパにはなんて言えば…まぁビーデルが可愛く言えば何とかなるかな…たぶん。
そんな事よりこの生えた尻尾の考察だ。
夜、手鏡をもって家を抜け出すと裏山まで舞空術で移動して人目を避けるとアレの練習をする。
首の後ろ辺りにぞわぞわを集めて…
「むりーーーーー…」
そう、このシッポがサイヤ人の証であるのなら超サイヤ人になれれば確定すると思ったのだが…
「そう簡単じゃなかった…もしかしてただ尻尾が生えただけ?もう一つ確実に分かるかもしれない方法はあるけど…満月を見るのはなぁ…怖いなぁ…」
大猿になって巨大化して暴れまわったなどと言えばシャレにならない。
「それに確か穏やかな生活で増えるS細胞とかなんとかが無いと超サイヤ人にはなれないんだっけ?種族変化?したばかりの自分じゃまだ無理か…」
それからしばらくはダラダラと過ごしていたのだが…
モンテちゃん、四歳になりました。
そろそろ出来るだろうかと裏山で気を高め超サイヤ人になる練習をしている。
首の後ろにゾワゾワを集めて…
「はーーーーーーーーっ……はぁっ!」
ブワリと髪が逆立つ感覚と共に金色に染まる。
手鏡で確認するとどうやら超サイヤ人になれたようだ。
「おおっ!マジかマジかっ!超サイヤ人っ!うわっカッコイイっ!テンションあがるぅっ!」
と言う事はシェンロンにお願いしたのはそう言う事だったのだろう。
ハイテンションで騒いでいると頭上から誰かの気配が。
「何者だコイツ…戦闘力500だと」
その声に見上げるとフリーザ軍のプロテクターを身に纏ったロン毛のサイヤ人が…
「ラ…ラ…ラ……」
いや待て…戦闘力500…だと…?
モンテは膝を着き頭を辛うじて突っ張った両腕で支えている。
皆さまはご存じだろうか。
超サイヤ人はおよそ戦闘力を50倍にするのだ。
それでいて頭上からの声は戦闘力を500と言ったのだ。
つまりわたしの戦闘力って10…
染まった金色も黒髪に戻りショックで立ち直れていないモンテ。
「戦闘力10…気のせいか?」
「はっきり言うなよぉ〜っ!!あ…」
視線があう。
目の前には初めて見るサイヤ人が浮かんでいた。
ラディッツーーーーーっ!?
なんで、どうして?
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