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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
☆おまちかねの魔力供給だ!!!!みんなシようぜ!!!!!【前編】
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十秒…いや、何分しただろうか。
キスの拘束から解放され、離れた唇からは唾液の糸ができ、そしてすぐに途切れた。

「まーちゃん。どうしたの?」
「何がだよ。」
「…ううん、やっぱなんでもないや。」

照れくさそうにそっぽを向きながらまーちゃんは言う。
そうだよね、恥ずかしいよね。

「いっぱいえっちなことしてきたけど…こうやってキスするの…初めてだね。」
「…。」
「嬉しかったよ。よしよし。」

頭を撫でてあげると、まーちゃんはそのまま(わたし)によりかかって身をあずける。

「…。」
「こら、無言でおっぱい揉まない。」

普段だったら『だらしねぇスケベな身体しやがって!』とか『 なんだこの身体!?エロすぎて犯罪じゃねーの?』とか言うくせに今日は無言だ。
なんかおかしいし。こんなんだと(わたし)の調子も狂っちゃう。

「まーちゃん、どしたの?もしかして今日は乗り気じゃないとか?」
「そんなんじゃ…ねーよ。」
「じゃあどうして…?」

まーちゃんがもっとよりかかり(わたし)はされるがままに押し倒される。
見えたのはまーちゃんの顔。
どこか悲しそうな、寂しい子供みたいな顔。

「洗脳弾…覚えてるか?」
「あ、ヤバかったやつね。」

洗脳弾の話…。
気にしないでって言ったのに、まーちゃんはまだ気にしている。

「あの時…お前を本気で失いたくないって思った。お前がいなくなったら…隣に誰もいなくなったら俺はどうすればいいんだって…。」
「うん。」

結局まーちゃんは、そういう人間だ。
自分をゲス野郎だとか人間のクズとか言うけど、ホントは優しくて、お人好しで、寂しがり屋で甘えたがりの子供だ。

「こんな世界で生きてこられたのも、探偵やってこれたのも…全部お前のおかげなんだ…だから俺はもう…お前なしじゃ生きられない。」
「…。」

知ってるよそれくらい。

「うん。わかった。だから今はそれは忘れて、えっちしよっか。」

(わたし)がそう言うと、まーちゃんはまた顔を近づけキスしようとする。
しょうがないなぁ。

「まーちゃん、今日は乱暴にしないんだね。」
「…正直に言うよ。ぶっちゃけそこまで好きじゃなかった。」
「え?」
「お前じゃねーよ、乱暴にするのがだよ。ただ勢いに任せてヤッてた。そうした方が恥ずかしさとか誤魔化せるし。でも、そんなんじゃ俺ばっか気持ちよくなるだけだったもんな。」

慣れた手つきで(わたし)の服を脱がせていくまーちゃん。
一方的なのも良くないので(わたし)もまーちゃんの服を脱がそうとすると無抵抗だった。

「これからはさ、素直になるよ。」
「素直って?」

まーちゃんの手が(わたし)の胸を掴む。
鷲掴み
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