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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
☆そしてアタシは、あたしに戻る。
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めないでほしい。
彼女はそう言いたかったのだが葵のとった行動はそれとは正反対のものだった。
「っ!!ん、んんんっ???」
クリトリスは容赦なく責められ、そのたびに紫式部はびくんとはね背中を反らす。
「お、おやめに…おねがいします…??こ、このままではかおるこ…まともではいられなく…う、ううっ????」
「まともじゃなくていいよ、あたしもまともじゃないんだし。」
本来ならば、沈んでいたマスターを慰めるため自分がリードし、優しい魔力供給に持ち込むつもりであった。
しかし結果はこうだ。
逆にリードされ、挙句の果てには陰核を責められ続け失神寸前まで追い込まれている。
どこでドジを踏んだか、どこで間違えたか、
そう考える余裕はない。
なぜならもう頭の中は快感でいっぱいで、イクことしか考えられなくなってるからだ。
そして、
「っ。」
「あ、あああああぁぁぁ―――――っ????」
より一層強く噛まれ、紫式部はついに絶頂した。
シーツを掴み、限界まで背中を反らし、派手に潮を吹いて果てる。
ぐったりと倒れ込むも、余韻なのだろうか時節びくびくと痙攣していた。
「あ…あへぇ…?えぅ…うぅ???」
「すっごい顔…香子ー、生きてるー?」
舌をだらんと垂らし、とろんとしてどこを見ているか分からない目。
どうやら本当に失神してしまったようだった。
?
「はっ!?」
不意に、起きる。
見回せばそこははなれの病室。
そうだ、自分はここにマスターと一緒にやってきた。
そして何をしたか、どうなったかを思い出していく。
「わたしは…香子は…。」
「気持ちよすぎて気絶してたんだよ。」
「…えっ?」
隣に寝ていた葵がそう言う。
言われてみればなんとなく思い出せた。
そうだ、自分はまたしても彼女に責められ、
「エロかったなぁあの時の香子。イッた後もびくびく動いててさ、顔も普段の凛々しい香子と同じなんて思えないくらいに」
「そ、それはもうよいのですっ!」
思い出すと恥ずかしさが込み上げるのでやめさせる。
「…。」
「拗ねないでよ…香子。」
隣に寝ている葵に対して背を向け、再び眠りにつこうとする。
だが眠れない。眠れるはずがない。
だって…
「…。」
「もしかして…まだヤリ足りなかったり…する?」
「…。」
こくこくと頷く。
「その…。」
「その?」
「今度は…香子に責めさせてはもらえないでしょうか?」
まだやりたい。
だが今度は自分が責める番だ。
名誉挽回。次はマスターを失神させてやる。
もう慰めなんて関係ない。
そう決意し、香子は振り向くが
「…っ!」
振り向くと同時に、軽くキスをされる。
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