暁 〜小説投稿サイト〜
『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
☆そしてアタシは、あたしに戻る。
[7/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
染まっていた。

「顔、見せて。それと…」

こんどは紅潮しきった顔を覆う手をどかされ、何をするのかと思えば髪飾りを外された。
黒く、長い髪。
葵は手ぐしで優しく撫で、羨ましそうに見つめる。

「綺麗…普段のより、あたしはこっちの方が好きだよ。」

艶のある黒髪。
髪の長い女性には昔から憧れていた。
自分はクセ毛なので伸ばすことは難しく、紫式部のような髪になるのはまず無理だったからだ。

「…。」

手と手を繋ぎ、そう簡単に離れないよう指を絡ませる。
物欲しそうな紫式部の表情。唇を重ね、またお互いの唾液を交換し合う。

「…っ…んっ?」

それだけじゃ飽き足らず、葵はそのまま首筋に優しくキスをし、それから鎖骨、胸、脇腹と優しく口付けをする。
指先でそっと身体に触れると、くすぐったいのだろうか声を抑えて身をよじる。

「ここ、いじって欲しい?」
「わかりきっているのにわざわざ聞くなんて…葵様は…いじわるです…。」

触って欲しい。それは泰山解説祭を見なくとも充分に分かってる。
でも聞きたい。本人の口から。イカせて欲しいというその言葉を聞きたくてたまらないんだ。

「お願い…します。」
「…いいよ。」

足を広げ、抵抗することなく自らの秘所を差し出す。
いじってやろうと思っているが今度は指じゃない

「ん…じゅ、じゅるるっ??」
「はっ?あっああああああッ???」

一瞬何が起きたのか紫式部には分からなかった。
指とは違う、生暖かい何かが割れ目に入り込み、溢れ出す愛液を啜られる。

「あ、あおいひゃまっ!?あっあああ??そ、そのようなばしょをぉ??」

いじるのは口、
いわゆるクンニというものだ。
舌をねじ込み、止まらない愛液を下品な音をたててすする。
そんな場所に口をつけられ、紫式部自身も恥ずかしくてたまらないらしい。

「だいじょぶ、香子の、おいしいから。」
「そ、そういうもんだいではぁぁぁっ???」

まともに言葉が発せられない。
何か言おうとすれば舐められ、例えようのない快感がぞくぞくと押し寄せる。

「い、いけまひぇん…らめですっ??かおるこ…おかひくなりまひゅ…?」
「そっか、じゃあもっとおかしくしてあげる。」

彼女の責めはまだまだ終わらない。
それに、まだ責めていない弱点がある。

「はむっ。」
「っ!?ーーーーっ???????」

ある場所を甘噛みされ、身体中に電撃が流れるような錯覚が紫式部を襲う。
いじめ始めたのは秘所から顔を覗かせていた突起、陰核。すなわちクリトリスだ。

「さっきからいじめてほしそうにかたくしてたからさ、どう?」
「ら…らめれす…そ、そこはもう」
「うん、わかった。」

そこはもうせ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ