第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第三章 成長
第20話 トーナメント開始…そして終了
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りシリカに言った。
…そしたらシリカは、
「それは、ずるいかもしれないですけど、シュウさんのを見た後に攻撃を始めたんです。『シュウさんなら何かあるんじゃないかな?』って思って」
「え!? もしかして見ただけであれを使えたのか!?」
「へ? やってみると以外に簡単だったじゃないですか」
…まぁ確かにこの方法は俺も一回で出来たが、やり方を見ただけで分かったシリカは十分凄いよ…
そんな、シリカの凄さに驚いたりしたトーナメントは、俺の優勝で終わった。
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「いや〜凄かったわね。あんた達」
「あ! リズさん!」
俺とシリカが、やっと賞金のコルの受け渡しが終わり、受け渡された部屋から出たらリズがいた。
「約束通り、優勝したぞ」
「そのことなんだけど……ごめん!」
「は?」
俺が嫌味を一つでも言ってやろうと思い、言ったら突然、リズが俺達に向かって謝ってきた。
「あたし、あんた達を利用した!」
「……どういう事だ?」
その後リズの理由を聞くと、
お客の剣を失敗で壊してしまったらしい。しかもそれは、結構価値のある剣だった。
なので、その剣の弁償の求めてきたお客の為に、今まで貯めてきたコルを払った。
そして払ってしまったコルを、また貯め始める前に気分転換も兼ねてこのカジノに来た。
そこのカジノで偶然、トーナメントの事を知った後に<竜使いシリカ>を見つけて、一緒にいた俺を見て第一層の時の事を思い出した。
あとは、自分で出るよりも俺達が出た方が優勝しやすいと思い、俺達に声をかけた。
でもやっぱり悪いと思い、今にいたる…
「…っと、そういうことだな」
「………ゴメン……なんでこんな事したのか自分でも分からない…」
…本当に落ち込んでるな……俺、女の子のこういう顔に弱いのかな?
「……はぁ〜、すんでしまった事は仕方ない。許すよ、な? シリカ」
「そうですよ。リズさんも反省してますし」
「あんた達……ありがとう!」
俺達の言葉に嬉しそうに喜ぶリズ……こんなリズに言うのはイヤだけど…
「ただし!」
「な、なによ」
「武器の強化をちゃんとしてくれ。…それだけだ」
「な、なんだぁ。そんな事ならあんた達には、毎回サービスしてやってあげるわよ。今回の賭けで凄く儲かっちゃったしね」
毎回サービスか〜、それは助かるが……いったい、いくら稼いだのだろう…?
「あ! リズさん。あたしからも良いですか?」
「ん? なに?」
俺がリズがいくら稼いだのが聞こうと思って、『いくら稼いだんだ?』と、言おうとする少し前に、シリカがリズに聞いた。
「あの…あたしと友達になってくれませんか
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