無難な一日を過ごしました
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ーノ君が言うと本当に持ってそうだね」
「今度スプーン曲げでもさせてみるか」
「アリサちゃんなら出来そう」
アリサが来ていきなり、すずかが新作ゲーム買ってるからすずかの家に直行よ、などと言うので書置きを残してすずかの家に。
「アンタこっちに来たんなら連絡の一つくらい入れなさいよ」
「習い事で忙しいと思ってな」
「アンタの為だったらいくらでも空けてやるわよ」
「俺も忙しい身なんだ、許してくれ」
「なのはとはしっかり遊んでたじゃない、来た時は連絡入れなさいって言ってるのよ!」
「わかったよ、次からは連絡を入れる」
「最初っからそう言いなさいよ」
相変わらずアリサは元気だ、弄られてるのを理解しているらしくニコニコ笑ってやがる。
「まあまあ、アリサちゃん、ユーノ君も内緒にするつもりだった訳じゃないんだから」
「すずかは甘いっ! そんなんじゃコイツあちこっちで浮気するんだから!!」
「何処でそんな言葉覚えて来るんだお前は」
「うるさい! 今日はすずかの家に泊まりなさい、あたしも泊まるわ!」
「でも今日が日曜日だよ? 明日月曜日だし私は良いけどアリサちゃん大変じゃない?」
「大丈夫よ、コイツいつもフラっと居なくなるじゃない、捕まえられる時に捕まえて無いと駄目なの」
アリサの意思は硬そうだ。
こっちに来る前にお泊りセットを持ち出す辺り、かなり本気だな。
何故こうなってるかと言うと、前回海鳴に来た時にとある事件が起きた。
それのせいでなのは、アリサ、すずか、はやての四人が一堂に会する事になり俺の存在もバレた。
原作開始前に海鳴に来た理由? 地球の魔力に慣れる為だよ、原作開始みたいに弱体化してたまるか。
まあ、俺がユーノを乗っ取ったせいか知らないが原作にない事件がいくつか起きていた。
事件を起こした犯人を捕まえてロッサの魔法で調べてみたい所だが、どんなスキルを持ってるか分からない奴の前にロッサを出すのは危険だ。
深入りしようとした瞬間に自殺とか自爆とかされたらトラウマ物だしな。
「ちょっと、聞いてるの?」
「ああ、すまん何も聞いてなかった」
「アンタの番よ、今日こそ勝って見せるから相手しなさい」
「お手柔らかに」
この身体は実に良い、パズルゲームや落ちゲーと呼ばれるゲーム全般で軽く全面クリアできるからな。
あと憑依する前にやった昔のゲームが何故か新発売として売り出されたり、初期バグとやり込んだ経験で大抵勝てる。
誰かがこっちの世界に持ち込んでるのか、それとも何処かで繋がってるのか、まあ実害が無い分には放置だ。
そんな犯人探ししてるくらいならジュエルシードや闇の書に労力を回せと言いたい。
「何で勝てないのよ! 昨日の夜発売された新作なのよ!?
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