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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
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めるんじゃないわよ!!」
「俺がいる限り・・・・・・戦いは終わらない・・・・・・血塗られた歴史が何度も繰り返すことになる・・・・・・さっきは制御できたが・・・・・それが何度も起きるとは限らない・・・・・・・」
「ゼロ・・・・・」
「・・・・・行け。お前はエックスと共に生きろ・・・・・・俺が消えたとしても奴は・・・・・恐らく第二、第三の俺のような存在を生み出す・・・・それと戦うためには・・・・・・・」
ゼロが言いかけたとき、空間の崩壊が始まる。いくつもの瓦礫が四人の所へと落ちて行き、マーティはエックスを庇って瓦礫に埋もれていく。
「・・・・・・・ゼロ?」
瓦礫に埋もれていく中、アイリスがうっすらと目を開いてゼロを見る。
「・・・・すまない、どうやら俺たちはここまでみたいだ・・・・・・」
「・・・・・そう・・・・・」
ゼロの言葉にアイリスは何も不安を感じなかった。
「・・・・・アイリス・・・・・・もう、言うのは遅いが・・・・・俺の言葉を聞いてくれるか?」
「うん・・・」
「俺のパートナー・・・・・妻になってくれないか?」
「えっ?」
アイリスは弱っていながらも目を開く。最後の最後で悪い冗談かと思ったがゼロの目は真剣だった。
「・・・・・プロポーズ?」
「俺は、エックスと違って不器用だからな・・・・・・・こんな言い方ですまない・・・・・」
「うぅうん・・・・・・嬉しいわ・・と、とっても・・・・・・」
アイリスは泣きながらゼロと繋いだ手を強く握り直す。
「やっと・・・・・・やっと・・・・・・・本当にあなたと一緒になれた・・・・・・」
「・・・・・・あぁ。」
二人は目を閉じ、瓦礫に埋もれていった・・・・・・・・・。
激戦が繰り広げられた戦場が消え、荒野に朝日が差し上る。
零空間が完全に崩壊し、そこにはそれらしき残骸が山積みなっていた。
その瓦礫の中でエックスとマーティは寄り添うように倒れていた。
二人とも体の大半を失い、目を開くことはない。既に機能を停止し、死んだも同然だった。
ゼロとアイリスの姿はどこにもなかった。瓦礫の中に埋もれているのかもしれないし、空間の崩壊と同時に完全に破壊されてしまったのかもしれない。
目を閉じたまま、目を覚まさない二人の顔は何故か穏やかに感じられる。そんな二人の元に一つのカプセルが現れる。
『エックス・・・・・マーティ・・・・・』
カプセルが開くとライトが姿を現し、二人の変わり果てた姿を見て複雑な表情を浮かべる。本当なら、このまま安らかに眠らせてやりたいところだった
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