暁～小説投稿ｻｲﾄ～:ドラえもん　のび太の転生ロックマンX（若干修正版） XvsZERO

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ドラえもん　のび太の転生ロックマンX（若干修正版）

XvsZERO
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ーよ。これとファルコン、フォースの三種類を使い分ければ戦いやすくなるわ。切り替えも瞬時に行えるように調節しておいたから。」

「ありがとう。」

「後、長らく待たせたマーティのヴァリアブルアーマー。こっちも機能しないなんてことがないように念入りにチェックしておいたわ。でも、フリームーブに関してはファルコンよりも継続時間が短いから気を付けてね。」

「はいはい。」

二人はアーマーを受け取ると装着する。

「・・・うん、特に問題はない。」

「じゃあ、早速現場に向かいましょう。」

「いや、今からだとライドチェイサーで向かっても遅い。エイリア、ゼロとアイリスの位置へ転送できるか？」

シグナスに言われてエイリアは早速転送装置の座標を確認する。

「・・・・・・正確な位置までとはいかないけど近くになら転送できるわ。」

「よし・・・・・では、二人を転送装置へ。」

零空間

一方、ゼロとアイリスは、ノイズの走ったような空間をひたすら進み続けていた。

少し前、かつてシグマパレスにトラップとして使用されたランダ・バンダＷを連携で撃破した後にトゲ地帯をロープで移動しながらさらに奥へと進んでいた。

「おっと！？」

「ゼロ！」

ジャンプし崖を飛び越えようとしたところをゼロは足を滑らせて危うく落ちそうになる。

「危なかった・・・・・・・」

「大丈夫なの？」

上からアイリスが心配した顔でゼロを見る。

「大丈夫だ、今そっちに戻る。」

ゼロはダッシュジャンプで壁蹴りをし、上に戻って行く。

「・・・・随分進んだけど、シグマの姿がまだ見えないわね。」

「いや、アイツはウィルスそのものだからな。どこかで俺たちの動きを見ながらあざ笑っているんだ。」

そう言いながら二人はさらに先へと進んで行く。

ノイズと同時に様々な映像が過ぎる。

エックスと似ているが彼よりも幼く見える青い少年。

ある時は自分の兄弟たちと。

またある時はチャモチャ星で見た自分の兄弟たち。

他の科学者を利用して作った挙句その運命を大きく歪ませ、兄弟に取り囲まれながら安らかに眠る髑髏の死神。

何故か映っているアルバイターたち。

世界各国代表のロボットと彼のコピー。

破壊者たちとの戦い・・・・・・・

「・・・・・・・・」

ゼロはその一つ一つに映る記憶を通り過ぎながらシグマの所に近づいていることを感じていた。

『ゼロ・・・・・・ゼロ・・・・・』

「！」

不意にゼロは足を止める。

「ゼロ、さっきの声って・・・・・」

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