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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
スパイク・ローズレッド
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散らばっているだけだった。その部屋の中央に埃の被ったカプセルが見える。

「このカプセルは・・・・・・・」

埃を軽く払ってみるとそこにはドクロをモチーフにしたロボットが眠っていた。

「一度破壊された痕跡があるわね・・・・・・・でも、再生できる余地は十分あるわ。それに戦闘能力も比較的に高そう・・・・・いいものを見つけたわ。」

彼女は笑みを浮かべながらそのロボットの顔を見る。

カプセルには、既に読めない文字でこう書かれていた。


〈我が子・・・・・ここに安らかに眠り給え・・・・・・・・・DCN.032 Skull man〉

































ジャングルエリア 最深部

「ここで花びらが終わっている。」

ビートブード達はようやくオービターエンジンを奪っていったと思われる犯人に追いついたと悟った。すると奥の方から花びらをちらつかせながら一体のレプリロイドが姿を現す。

「何だよお前ら!?なんか、用かよ!」

「なんか用とはなんだ!?この盗人め!」

レプリロイドの反応に対してビートブードは少しきつめに答える。

「別に・・・・・君には用事はないよぉ?ただ、あの基地から盗んだオービターエンジンを返してほしいんだ。」

「手荒な真似さえしなければ大人しく引き揚げますよ。」

そんなビートブードとは違いマンドリラーとホーネックは柔軟に対応する。

「・・・・・あんたら、もしかしてイレギュラーハンターって奴か?俺を処分しに来たってわけか・・・・。」

「何を言っているんだい?俺たちは・・・別に君を処分しに来たわけじゃないよ?」

「君もウィルスに侵されているんだろ?私たちと一緒に・・・・・」

「その必要はないよ。俺は、あの施設のコントロールユニットとシグマウィルスが融合した存在だからな。」

「「なっ!?」」

レプリロイドの言葉を聞いてビートブードとホーネックは驚く。

「やっぱりな、ウィルスと聞いただけでイレギュラー扱いになる。」

「い、いや!私たちはただ・・・・・・・」

「施設のコントロールユニットの情報通り、イレギュラーハンターは怖い奴らだらけだよ。抵抗すれば殺されそうだしね。本来同志であるはずのレプリフォースさえも些細な誤解からイレギュラー認定してしまったんだろ?イレギュラー認定って言うけど勝手すぎない?」

「うっ・・・・・・・」

レプリロイドの指摘に対してホーネックは何も言えなくなる。

事実、ここ最近のイレギュラーハンターによるイレギュラーの基準は初期に決められた人間に危害を加えようとするものから徐々に曖昧なものになりつ
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