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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
慈愛
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て大きな切り傷が見えた。
「ひどい・・・・・これは奴がやったのか?だが、ゼロの様子が・・・・・!?」
ペガシオンは、改めてアイリスの方を見ると信じられない光景が見えた。
フォルテによって傷つけられた体が徐々に修復され始めているのだ。機能停止寸前なのにもかかわらず彼女は目の前で戦っているゼロのように傷が治って行く。
「ば、バカな!?傷がまるであの二人のように見る見る再生している!そう言えば二人のパーツは半分以上が同じって・・・・・・うおっ!?」
二人の攻撃の余波に巻き込まれ、ペガシオンは倒れているアイリス諸共吹き飛ばされる。ペガシオンは唯一無事な左腕で甲板に留まれたがアイリスは甲板からすぐにでも落ちそうな位置へと行く。
「まずい!このままだと・・・・・」
ペガシオンは左腕を使って這いずって向かおうとするがその直後二人の攻撃で機体が大きく揺れ、揃いに揃って戦艦から落ちてしまった。
「し、しまっ!?うわぁぁああぁああああああああ!!!」」
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「・・・・・・ん・・・・あら?」
アイリスは、濃い霧の中で目を覚ました。体を見てみるとフォルテに斬りつけられた痕はない。
「ここって・・・・・・・・」
アイリスは、周囲を歩いてみる。かつて、レプリフォース大戦時も似たような経験があった。しかし、今回に限ってはいくら歩いても兄の姿は見当たらない。
「・・・・・・私、本当に死んじゃったのかな・・・・・・」
アイリスは不安に駆られながら言う。だが、同時に戻るのも怖かった。
自分もゼロ同様にウィルス耐性があると同時にパワーアップしていた。もしかしたら自分の方が先にイレギュラーになってしまうのではないかと考えてしまうのだ。
「・・・・・・・このままの方がいいのかしら・・・・・・・」
膝をついてアイリスは、このままでいいと思い始めた。
遅かれ早かれゼロもこちらに来るはずだ。
こちらではイレギュラー化する心配もない。
ここで待てば問題ないのだ。
そう考えた矢先だった。
『どうしたの?』
「えっ?」
初めて聞く声にアイリスは振り向く。
そこには霧のせいで顔が見えないものの青い体をした少年が立っていた。
『お姉ちゃん、まだ生きているよね?こんなところで何をしているの?』
「私は・・・・・・」
『もしかして迷っちゃった?』
「・・・・・うん。」
少年に対してアイリスは頷く。
『そうか・・・・・なら、ボクが途中まで送ってあげるよ。』
「えっ?」
『さ
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