暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
兄弟
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
切な人がこれ以上やられて行くのを見過ごすことはできない。

「・・・・・・ダメだね。」

「!」

フォルテの言葉に対してアイリスは唖然とする。

「ジジイはコイツのことを俺をも超える最強だと言っていた!なら、俺は弟だろうと倒す!俺の最強を証明するために!!」

「どうして・・・・・どうしてそんなことを言うの!?兄弟まで倒して・・・・・・最強にまでなって意味があるの!?」

「意味などするか!俺は最強の存在として生まれてきた!コイツだってそうだ!!コイツも元はロックマンを倒すために作られた!さあ、ゼロ。このまま俺に嬲り殺されるか!それとも本気を出すのか!」

ゼロを踏みつける足の力を強めて行く。

「いやあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

アイリスは咄嗟にサーベルを展開してフォルテに斬りかかる。

「フン、素人が!」

フォルテはバスターを展開して斬りかかろうとするアイリスに向ける。

「アイリス、やめろ!!」

「ホイールカッター!!」

「あっ・・・・・・・」

フォルテの出したホイールカッターはアイリスのボディを切り裂く。アイリスは、傷口からエネルギーを吹き出し、その場に倒れる。

「雑魚が。」

「・・・・・・アイリス・・・・・・」

ゼロは倒れた彼女の姿を見て心の奥底から憎悪が溢れてきた。

「よくも・・・・・・・・よくもアイリスを・・・・・・・」

「ん?聞こえねえな・・・・・・・」

「・・・・・・・うぉおおおおおおおおおおお!!!」

「なっ!?」

ゼロが周囲のシグマウィルスを取り込み始め、フォルテはその反動で軽く吹き飛ばされる。

「くっ!一体何が・・・・・・・・!」

フォルテが起き上がるとそこにはゼロが立っていた。先ほどとは違いその目には殺意が芽生えており、体の傷も見る見る修復され、全身にかつてドップラーの反乱時のエックスのように赤いオーラを纏っていた。

「・・・・・これがお前の本気か。」

「・・・・・・・・お前だけは絶対に許さん。」

ゼロは鋭い眼差しでフォルテを睨みつける。だが、当のフォルテは怯える様子はなく、むしろ喜んでいるように見えた。

「・・・・・やっと本気を出したか。いい目だ、それを待っていたんだ。」

「アイリスを・・・・・・・俺の大切なものを・・・・・・・」

「憎いか?だったら、本気でかかってこい!!兄であるこの俺が直々にスクラップにしてやる!!」

二人は再びぶつかり合う。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ