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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
兄弟
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を引き出してやるよ・・・・・・」


フォルテの猛攻が続く。



























一方、ここは、ハンターベースから離れたレプリロイドの墓所。

イレギュラー化して処分された他、ケインの計らいで手厚く葬られたレプリロイドたちが眠っている最後に行きつく安息の地と言える場所だ。

そんな墓所で何やら複数のマントを纏った何者かが墓荒らしをしていた。

「ん〜〜〜〜〜この子はダメね。頭部が完全になくなっているわ。次。」

その中のリーダー格と思われる人物は、レプリロイドの残骸を調べながら何かを判別していた。

「次はブーメル・クワンガー・・・・・あら、この子は割ときれいに残っているわね。アーマー・アルマージの方も破損はひどいけどあっちなら簡単に直せるわ。」

「「「ゴジゴジ・・・」」」

「この二体をタイムマシンに詰め込んでおきなさい。」

部下の単眼のロボットたちは命令を受けると二体の遺体を運び出していく。

「フッフッフッフッ・・・・・・ダイちゃんが心配で久しぶりにこっちに戻って来たけどこれは思っていたよりもいい素材が手に入ったわ。」

「ゴジゴジ・・・・」

「えっ?そんなことより早く合流してウィルスのサンプルを確保した方がいいですって?いいじゃない〜普段はパパと一緒に研究室に籠りっぱなしなんだから〜。それにこういう言葉があるじゃない。『かわいい子には旅をさせろ』って。」

「ゴジ・・・・・・」

そう言いながらもイレギュラーハンターに悟られることなく作業を進めるのであった。





























レプリエアフォース戦艦 甲板

「まだか!」

フォルテは、ダメージでほとんど動かなくなったゼロを容赦なく攻撃を加え続けていた。

「これでも本気にならねえのか!」

「うぅ・・・・・・・」

起き上がることなく倒れているゼロを踏みつけながらフォルテは更に挑発する。

「まだか、ゼロ。・・・・・・お前の本気は?」

「・・・・・・・・」

「本気を出さないかと聞いているんだ!!」

「もう、やめて!」

もう耐えられないとばかりにアイリスは二人の間に割って入る。

「なっ!?」

「あ・・・・・アイリス・・・」

「あなたもゼロのお兄さんなんでしょ!?弟であるゼロをここまで痛めつけて何になるの!?最強がどうなのか私にはよくわからない。でも、もうあなたが強いってことはもう分かってるはずよ!だから、これ以上ゼロを傷つけないで!!」

アイリスは、泣きながらゼロを庇う。


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