暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
スパイラル・ペガシオン
[5/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
中、上からメカニロイドたちが次々と襲ってくる。しかし、その動きの一つ一つがまるでスロー映像でも見せられているかのように見え見えだった。
「見える!相手の動きが手に取るようにわかるぞ!!」
ゼロは、セイバーを引き抜いて斬りかかる。直撃した攻撃も受けた直後に怯むものの、傷自体はまるでなかったかのようにすぐに完治される。
「この力の高まり・・・・・・・実にいい気分だ!どんな相手だろうと負ける気がしない!!」
使用可能になったバスターで容赦なく破壊するとゼロはエレベーターへと着地する。
「フハッハッハッ!今まで多くの戦いを積んできたがこれほどまで絶好調のハレバレとした気分はなかった!!最高に・・・・!?アイリス!?」
高揚感に浸っていたゼロだったが倒れているアイリスを見て我に返る。
「アイリス!」
「ゼ・・・・・ゼロ・・・・・・」
身体に異常は無かった。
だが、彼女の顔はやや赤くなっていた。
「ゼロ・・・・・・熱い・・・・・何故か体が熱いの・・・・・」
「何?」
アイリスの顔を見てゼロはキョトンとする。
「体から何か力が沸き上がるように感じるんだけど・・・・・同時に・・・・・・」
「!?」
アイリスに突然口づけされてゼロは混乱状態になった。
「おい・・・・・」
「お願い・・・・・・抑えられないの・・・・・・・・・」
顔をさらに赤くしながらアイリスは恥ずかしそうに言う。
(まさか、俺との互換性を高めるための改造でアイリスまでウィルスの影響を受けてしまっているのか?・・・・・だが、イレギュラー化しているわけではない。俺と同様にパワーアップに慣れなくてこうなっているのか?)
「ゼロ・・・・・・私をあなたのものにして・・・・私を・・・・・私を・・・・・・」
息を荒くしながらアイリスはゼロを見て言う。そんな彼女をゼロは、戸惑いながらも抱きしめた。
自分自身もウィルスの影響で高揚感が高まってきているのだ。
「・・・・・当たり前だろ。お前は俺の・・・・・・・・」
「ゼロ・・・・・・・」
そこから先二人の意識は一旦途絶えた。
しばらくしてエレベーターは最上部へと到着した。
我に返った二人は顔を真っ赤にしてエレベーターから降りる。
「「・・・・・・・・・」」
何とも言えない。
パートナー回路の誤作動か、いくらウィルスの影響とはいえ一歩でも間違えれば危ない所だった。寸前のところで持っていたワクチンをお互い撃ち込むことによって正気に戻ったがそれでも誰かに見られたのではないかと背筋がゾッとする。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ