外伝〜異端の天使〜
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としてご主人様の希望を叶える為に貴女の魔力がご主人様の魔力と同調した際にご主人様の心の奥底で思っている希望を知った貴女の身体が既に私達の魔力も纏っているご主人様の魔力を利用して貴女の胸を大きくした”のじゃないかしら♪」
「ちょっ、ベルフェゴール!?根も葉もないことを言わないでくれ!」
「むむっ………多少無茶苦茶な部分があるとはいえ、その理論も一応納得できるな………という事は主が何度もあたしの身長や手足がもっと伸びるように望んでくれながらあたしと性魔術をすれば、あたしの身長や手足もこの胸のように成長する可能性も考えられるという訳か………―――フフ、つくづく主はあたしにとって興味深い人物だね。という訳で早速今夜から検証させてくれないかい?」
ベルフェゴールの推論を聞いたリィンが慌てた様子で指摘している中真剣な表情で考え込んでいたレジーニアは意味ありげな笑みを浮かべてリィンを見つめ、レジーニアに笑みを向けられたリィンが冷や汗をかいて表情を引き攣らせたその時
「……今夜は”私の番”という事になっていますから、”抜け駆け”しないでもらえますか?」
エリスが部屋に入ってきてジト目でレジーニアを見つめて指摘した。
「エ、エリス………そ、その……」
エリスの登場に気づいたリィンは大量の冷や汗をかきながらエリスを見つめ
「フフ………レジーニアさんの件については”後で姉様達と共にじっくりと聞かせて頂きます。”――――――そんな事よりも、黒の工房のノルド拠点で私達が保護した天使の方――――――ルシエル様が目を覚まされましたので、それを兄様にお伝えする為にこちらに参りました。」
リィンに見つめられたエリスは膨大な威圧を纏って微笑んだ後気を取り直してリィン達にルシエルの目覚めを伝えた。その後リィンはルシエルの事情を知る為にルシエルの下に向かった――――――
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