外伝〜異端の天使〜
[8/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
レジーニアは満足げな様子で口元に笑みを浮かべた後考え込み
「ううっ、エリゼ達に何て言い訳をすればいいんだ……?」
リィンはレジーニアと契約をした事を知った時のエリゼ達の反応を思い浮かべた後疲れた表情で溜息を吐いた。
「フム、何故主は言動と行動が一致しないのだい?先程”契約”を終えた後も何度もあたしの身体を犯して何度も中に出した上、最後はあたしの口の中に押し込んで主のソレを綺麗にさせたじゃないか。」
「う”っ!そ、それは……男の性というか……一度始めると止まらないというべきか……」
しかし意味ありげな笑みを浮かべてある部分に視線を向けたレジーニアの指摘に唸り声を上げたリィンは答えを濁していた。
「まあ、主が快楽を求めてあたしの身体を求めればその求めに応じるのも”守護天使であるあたしの役目”でもあるから、あたしはそんなに気にしていないさ。――――そんな事よりも、”契約”を終えた瞬間に大きくなったあたしのこの胸……これもまた興味深い出来事だ。主は心当たり等はないのかい?」
一方レジーニアはリィンへの指摘を軽く流した後興味ありげな表情を浮かべて守護天使契約を終えた瞬間に急激に大きくなったことで小柄な身体にしてはかなり大きい部類に入る自分の豊満な胸に視線を向けた後リィンに訊ねた。
「いや、そんなこと言われても。”契約”で肉体まで成長したのはレジーニアが初めてだから俺に聞かれてもわからないんだが……」
「うふふ、それに関しては私に心当たりがあるわよ♪」
レジーニアの質問に対してリィンが疲れた表情で答えるとベルフェゴールが出てきてからかいの表情でリィン達を見つめた。
「ほう。ならば早速聞かせてもらおうじゃないか、君の仮説を。」
ベルフェゴールの言葉を聞いたレジーニアは興味ありげな表情を浮かべてベルフェゴールに続きを促した。
「レジーニアも体感したように”守護天使契約”とはいっても、結局は”性魔術”に変わりはないでしょう?で、”性魔術”には”契約”もそうだけど、魔力や体力の増強―――要するに”成長”の効果もあるわ。だから貴女のその胸も”守護天使契約”で貴女が”権天使から能天使に成長した”ように、契約時に”成長”したって事よ♪」
「なるほど……………………それならば、確かに一応筋は通っているな……しかし成長するならば、胸じゃなくて身長や手足の方が成長して欲しかったのだが……」
ベルフェゴールの推測を聞いたリィンが冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中レジーニアは納得した様子で呟いた後若干不満げな表情を浮かべた。
「そのあたりは貴女の”主”であるご主人様の”希望”も関係しているのじゃないかしら♪ご主人様は大きな胸が大好きだから、貴女も”ご主人様の守護天使
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ