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夜に交わる伴装者〜Heros a H eroism〜
夏酔いラバーズ(翔ひび)
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「あづいよ〜……溶けちゃうよぉ……うぅ」
ぐにゃあっと床に寝そべる響。
タンクトップに短パンと、彼氏の前でするにしてはとてもだらしない格好だが、当人に気にする様子は全く無い。
クーラーが壊れてしまったから仕方ないとはいえ、やっぱり扇風機では限界があったか……。
「こら、響……」
しかし、汗で張り付いた衣服から透ける肌は妙に艶めかしく魅力的で、苦言を呈する事を躊躇ってしまう。
ムチっとした肉感的な尻や太腿なども、汗で濡れて絶妙な光沢を放ち、情欲を誘われる。
「んん……はぁ〜……もう、だめぇ……。アイスじゃおっつかないぃ〜……くぅらぁ〜……」
アイスを舐める舌や唇、暑さに滅入った吐息でさえも、普段以上に色っぽく感じてしまう。
普段は強固な俺の理性も、この暑さの前にはだいぶ麻痺しているのかもしれない。
いや……ダメだ。今日の響、滅茶苦茶エロい。
そして俺も、この暑さじゃ正常な判断が出来ない……マイッタナー。
立ち上がり、冷蔵庫から氷を3、4個ほど持ってくる。
そのままゆっくりと、響の近くまで近付いて行き───────
「んん? どうしたの翔く──ひょわぁああッ?!?!」
その背中に氷を放り込む。
冷やっこさに驚き、飛び起きる響。
驚いた顔も、間の抜けた悲鳴も、やっぱり可愛いなぁ……。
「な、ななな何するのぉ〜〜ッ!? あわわ! せ、背中、ゾワッてしたよぉッ!?」
「暑いだろうと思ってさ。少しでも冷やさないと、こう出来ないだろ?」
背に手を回して掻き毟る響を、後ろから抱き締める。
案の定、響は慌てた様子で叫んだ。
「わわッ! だ、抱き着くのはちょっと……。い、今は、その、暑いし……………わたし、汗くさいかも、だし」
最後の方は小声だったが、はっきりと聞き取れた。
確かに汗の……響の匂いが濃い。
部屋は窓を開けていても暑いし、自分の汗ならベタつくしで、言うまでもなく不愉快だが……響の体温と汗となると、嫌な感じはしないのだから不思議なものだ。
むしろ、もっと感じたいとすら思ってしまう。
これも愛、と言う事だろう。痘痕もえくぼ、と言うやつだ。
「気にするな。汗臭い響の匂いも、俺は好きだ」
「わ、わたしが気にするんだよ〜! ひゃあッ!? やっ、こら! 服、捲りあげないでぇ〜!」
ブラごとタンクトップを捲り上げ、汗ばんでしっとりとした響の乳房を晒す。
そして持ってきた氷、その内の1つを口に含み、残りを両手に持ち、響の胸の中心───乳首に押し当てた。
「ふぁあああッ!? や、んんッ! 冷たっ……ぁん!」
氷でクリクリと乳首を刺激してやると、冷たさに身悶えしながら鼻にかかった声を上げる響。
「や、
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