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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga9-B語り継がれざる狂気〜The End〜
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を受け止めて、その隙にイリスが攻撃を加えるという戦術で、巨人を構築している草木は斬れてはいる。けど、絶対切断という名に相応しい切れ味は発揮できていない。あれだとただの魔術の斬撃だ。
「というか! イリス! ルシルから預かってたでしょ! 対魔術用の武装!」
“T.C.”が魔術を扱える集団だと仮定した際、ルシルがイリスに渡した武装ならきっと・・・。私のその言葉にイリスは『あっ!! しまった、普段使わないから忘れてた!』なんて言うから、うっかり過ぎて呆れた。
――
愚かしき者に美しき粛清を
(
センテンシア・コンデナトリア
)
――
ここでイリス達と合流したセレスの氷結魔術が発動。イリスとミヤビが同時にジャンプした瞬間に地面が一瞬で凍り付いて、植物の巨人も腰の部分が地面に接しているから凍っていく。
――フェアシュテルケン・ガンツ――
――煉牙灼熔 爆帝 双焔掌――
そこに“シュトルムシュタール”全体に魔力を付加したクラリスと、両腕に炎の竜巻を渦巻かせているミヤビが接近。クラリスは金棒の方でぶん殴り、ミヤビは両掌底を打ち込んだ。外側だけじゃなく内側も完全に凍結されたため、巨人は轟音を立てて崩壊した。
――其は悪性なりや。否、良性なり。危ぶむなかれ――
「炎で燃やすんじゃなくて、凍結すれば良かったみたい。ルシルも、植物には火なんてセオリーに縛られなかったらきっと・・・」
「責められないでしょ、そこは。私だって炎熱を使えたら使っていたし、何より過去の記憶の影響もあるみたいだし」
クララやアイリからの連絡はまだない。今もルシルの治療を行ってるんだろう。モニターにはイリス達に包囲された“T.C.”が肩を竦めてる様が映し出されてる。イリスは前から“キルシュブリューテ”を、クラリスは後ろから“シュトルムシュタール”を突き付け、ミヤビが最大警戒で“T.C.”の手から杖を取り上げて、セレスは凍結封印のために全身から冷気を放出しながら手を伸ばした。
――我は植物の神に愛されし申し子。我が言の葉に今こそ応じよ――
――創世結界フィエスタ・デ・デスペディダ――
その時、私たちの視界に広がる世界が一変した。深い森に囲まれた石畳のステージや多数の石柱は消え、オバラトル氏と4本の石柱結界に護られた魔力結晶、“アポローの輝石”はそのままに地平線まで広がる平原。
「創世結界・・・!?」
名前の通り世界を創るという魔術。イリスやルシルも発動できる、最高位の術式だ。ルシルの言だと創世結界を発動できる魔術師は、魔術師が跋扈していた当時ですらほんの一握りだって話だ。
『世界が変わった!? すごい! これも異世界の魔法かい!?』
オバラトル氏は大興奮しているけど、魔術を知る私は心穏やかにはいられない。すぐアイ
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