第97話
[6/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
ヴァリマール達の追撃が終わると転位魔術で敵の背後に現れたベルフェゴールは背後から敵のヘッドに強烈な打撃を叩き込んで再び敵を怯ませ
「お覚悟を――――――クラウ=ソラス、コッペリオンオーダー発動!!」
「――――――!!」
アルティナはクラウ=ソラスに敵の足元から無数の霊力の刃を発生させるクラフトを発動して追撃した。
「エニグマ駆動――――――母なる海よ、今ここに来たれ!アラウンドノア!!」
「異界から津波を呼び寄せる魔術か。だったら、こっちは……来たれ、雷神――――――審判の轟雷!!」
「!?」
ミュゼが異空間より津波を呼び寄せるアーツで敵にダメージを与える様子を見たレジーニアは雷神を招聘して轟雷を放つ魔術を発動させて水によって全身が濡れていた敵を雷で感電させた。
「――――――」
「あの障壁はまさか……!」
「はい、物理の絶対防壁と魔法反射の結界を同時付与する”パトリオットフィールド”です……!」
ダメージから立ち直った敵はクラフト―――パトリオットフィールドで自身の身を守り、その様子を見たリィンとエリゼは厳しい表情を浮かべた。
「ほう……!それは興味深い……!ならば、試させてもらおう。光よ、行け!!」
「ちょっ、レジーニアさん!?」
二人の会話を聞いたレジーニアは興味ありげな表情を浮かべた後連続で光の弾を放つ下級魔術――――――連続光弾を敵に放ち、それを見たリィンは驚きの声を上げた。するとレジーニアが放った魔術が敵に命中すると魔法反射結界が反応し、レジーニアにダメージを与えた。
「!?痛いな………けど凄いな、あの人形は……増々興味が沸いてきたよ……!」
「二人の会話を聞いていながら、あの状態の神機に魔術を放つとか理解不能です。エニグマ駆動――――――ティアラ。」
ダメージによる痛みに顔を顰めながらもなお興味津々な様子で敵を見つめるレジーニアをジト目で見つめながらオーブメントを駆動させていたアルティナは治癒アーツをレジーニアに放ってレジーニアのダメージを回復し
「天よ……邪悪なる者達にも慈悲なる導きを――――――汝隣人を愛せよ。」
その時ユリーシャが敵の強化効果を無効化する魔術を発動させ、ユリーシャの魔術によって敵が展開した障壁や結界は消滅した。
「今よ、ご主人様!」
「ああ!行くぞ、エリゼ、エリス!」
「「はい、兄様!!」」
障壁や結界が消える様子を確認したベルフェゴールの言葉に頷いたリィンはエリゼとエリスに呼びかけて攻撃を再開した。
「下がれ!!」
最初に攻撃を仕掛けたヴァリマールはクラフト―――弧月一閃を叩き込み
「伍の型――――――光鬼斬!!」
「崩
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ