始まりから夏休みまで
☆僕はおかしくなんてない話
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ったか…。」
実際、あるものを探していた。
「だめ…だめぇっ?そ、それ以上はぼく…んっ?」
「ははっ?まるで生娘みたいな反応するじゃないか。そそる…そそるヨますたあ殿…!!」
それ以上はいけない。それを探したらいけない。
そこを刺激してみたいという願望は確かにあった。
"メスイキ"というものを味わってみたいという気持ちはあった。
でも…それはあくまで願望だ。
叶うわけない願いだと思った。
でも、
「見 い つ け た ?」
北斎ちゃんがにんまりと笑ったその直後、視界が一瞬ちかちかして身体中を快感が駆け巡った。
「はぅ!?う、うぅん??」
「これだろう?前立腺?ますたあ殿が一番責められたい場所?」
「あっ…はぁ?はっ、ふー、ふー、ふー…」
前立腺。
男性に存在する臓器の一つ。
触ることなんて出来ない位置にあるがこのように、腸壁越しに触れることができる。
人によるがそこを開発すると、女の子のように何度でも快楽を味わうことができる"メスイキ"が出来るようになる。
そう、開発した場合だ。
「ものすごい反応サ?まさかますたあ殿…普段からいじってたのかい?」
「いじってない!いじってないから、あぁっ??」
これは本当だ。
オナニーはする。けれどお尻を使ってするアナニーはまだ一度もしたことはない。
「ということはあれか、ますたあ殿には"メスイキ"の才能が元から備わってたってわけかい?ははっ、生まれながらの変態じゃないか?」
メスイキっていうのはものすごく気持ちいい。
けどそこまで出来るようになるのにはものすごく時間がかかるしコツだっている、
出来ない人だっている中、僕は
「あなる処女なのにもうメスイキできるようになっちまった。こりゃ本当に言い逃れ出来ねぇぞ?この変態?」
初めてなのに、できてしまった。
「…。」
「聞・い・て・ん・の・か?」
「あっああああはいっ?きっ?きいてますぅ???」
とん、とん、と指でノックするように刺激される前立腺。
「だめっ?だめだめだめだめぇっ???おかしくなるぅ?なにこれなにこれぇっ???」
頭がふわふわする。
かと思えば身体中が電撃を受けたみたいにびくびくとはねる。
口からは正直な言葉しか出なくなる。
僕は指一本で、たかが女の子の指一本でここまで堕ちてしまっている。
その感覚がたまらなかった。
いじめられている。見下されている。
たまらない、たまらない。
もっとしてほしい。
「ほ、ほく…さい…ちゃん?」
「そうじゃねぇヨ?おれが大好きなら昨日みてぇに、ちゃんとおれの名前で呼んどくれ?」
そうだ。
どうして僕は距離をとるように彼女を"北斎ちゃん"なんて呼んでいたんだろう。
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