始まりから夏休みまで
☆僕はおかしくなんてない話
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て勃起している変態みたいじゃないか。
僕は変態なんかじゃない。マゾなんかじゃない。
でもどうして勃起しているんだ?
縛られているのに、苦しいのに、
嫌な状況のはずなのに、なぜ下半身はこうも熱くなっているんだ?
「ちゃあんと綺麗にナ?じゃないとやめてやんないぞ?いやそれとも、変態のますたあ殿にゃやめねぇ方がいいのかい?」
綺麗にすればどいてくれる。
とはいっても、綺麗にしようと舐めれば舐めるほど、割れ目からどんどん愛液は溢れてくる。
どれだけやろうが無駄なのだ。
つまり彼女はハナから僕を解放するつもりなどない。
本人が満足するまで、この地獄は続く。
「ん…んんっ!」
「ほら頑張れ…っ?もう少しでイケそうなんだ…?ほら早く、早くしろ変態?」
いける、もう少しで解放される。
そう思うと無我夢中で舐めた。
「まるで犬サ…?おれのますたあはもしや人間じゃなく犬だったのかい?」
「ん…んんっ、んう…。」
「なぁに言ってるかわかんねぇヨ。」
もう少しで終わる。
この苦しい顔面騎乗を。
気持ちよくなんかない、嬉しくなんかない。
こんなことされて喜ぶなんて、本当に変態で、ダメな人間だ
、
僕は違う、変態じゃないしマゾでもない。
れっきとした、普通の人間なんだ。
「あ、ああ…?」
艶のある声。
その声が耳に届いて、嫌でも下半身が反応してしまう。
そして
「は…んっ…んん??」
短い悲鳴をあげ、北斎ちゃんは果てた。
潮を吹き、僕の顔を愛液でびしゃびしゃにして派手に絶頂したんだ。
「あぁ…気持ちよかったよますたあ殿…?」
僕の顔から腰を上げて見下ろしながら言う。
とても満足そうな顔だ。
僕もやりきった。これでやっと解放される。
と思っていたが、
まだこれは、地獄の入り口に過ぎなかったことをこの後僕は知ることになる。
「ほ、北斎ちゃん、お願い。早くこれ…。」
終わったから縄をほどいて欲しい。
そうお願いすると彼女はにんまりと笑い、言った。
「やーだヨ?」
「え…?」
笑顔で言い放たれる、残酷な言葉。
「自由になれると思ったのかい?まだまだサ。これからもっとますたあ殿を調教して、二度とおれが嫌いだなんて思わせないようにするんだからヨ。」
「ちょ、調教ってなにを…うわっ!!」
足を持ち上げられる。
逆立ち…みたいなものなのだろうか。
ともかく僕は今北斎ちゃんに腰を持ち上げられ、彼女に人に見られたら恥ずかしいところをすべてさらけ出している。
ああ思い出した。
「こういうの、ちんぐり返しとか言うんだろ?」
「し…知らないよ!!」
嘘だ、知ってる。
「かまととぶっても無駄サ。きちんと調べてるのは筒抜けだし
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