第七幕その三
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そのダンスを観て王子は言いました。
「今度はマイケルさんみたいでしたね」
「マイケル=ジャクソンを意識したぞ」
「ムーンウォークもされましたし」
「何度も言うがダンスもじゃ」
これもというのです。
「好きでのう」
「それで、ですね」
「前から何度かしておるが」
「今回もですね」
「してみたが」
「よかったですよ」
「ほっほっほ、それは何よりじゃ」
リンキティンク王は王子のお話を聞いて笑顔になりました。
「わしにしてもじゃ」
「ご自身の歌とダンスが好評ならですね」
「最高じゃ」
そうした気持ちになれるというのです。
「まことにのう」
「左様じゃな」
「うむ、だからな」
それでというのです。
「今のじゃ」
「素敵な気分ですね」
「そうなったわ、ただな」
「ただ?」
「ナターシャ達の姿が見えぬのう」
リンキティンク王は彼等のことを思い出しました。
「そういえば」
「言われてみますと」
「そうじゃな」
「はい、あの子達は何処に」
「今はです」
女王がお二人に答えました。
「ケーキさんそして臣民達と一緒にいます」
「フェアリーの国のじゃな」
「彼等もフェアリーでして」
フェアリーの国の人達だからその人達もフェアリーです。
「一緒にお手伝いをしてくれています」
「そうか、それは何よりじゃ」
リンキティンク王はそのお話を聞いて笑顔で応えました。
「相変わらずしっかりしておるのう」
「頑張って働いてくれていますね」
「よい子達じゃ」
「そうですね、ではです」
王子はここで欧様に言いました。
「私達はこれからです」
「わし等のすべきことをじゃな」
「していきましょう、今は女王様のお話相手ですが」
「それをじゃな」
「頑張っていきましょう」
「それではのう」
こうしたお話をしてでした。
リンキティンク王と王子はフェアリーの女王と楽しくお話をしていきました、その途中で女王も歌と踊りを披露したりもしました。
そしてです、ケーキはといいますと。
フェアリーの人達と一緒にジュースを作っています、林檎ジュースやオレンジジュース、葡萄ジュースに苺ジュースと色々ですが。
そのジュースを作るのを見てナターシャが言いました。
「ケーキさんジュース作りお上手ですね」
「物凄い手際ですね」
恵梨香もその作り方を見て言います。
「本当に」
「手早くて的確で」
カルロスも驚いています。
「凄いですね」
「お菓子だけじゃないんですね」
神宝もしっかりと見ています。
「ケーキさんがお得意なのは」
「この前紅茶も凄く上手に煎れてましたけれど」
ジョージはそちらのお話をしました。
「そちらも凄く上手でしたし」
「甘いことについては」
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