暁 〜小説投稿サイト〜
学園黙示録 Highschool Of The Dead 〜壊れた世界と紅の狼〜
突然の別れ
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
「おい、小室」
「蒼騎!? 今の……!」
蒼騎と話して、その後『屋上に来い』と伝言を預かった後、俺は急いで麗達が居る教室に走った。
授業中でも関わらずに俺はドアを開けた。
「麗!!」
「孝……?」
「ちょっと来い!」
「ちょっ……ちょっと何よ!?」
「いいから来い!! ……「孝、何かあったのか?」……ああ、永も来てくれ」
「分かった。麗、行くぞ」
なんとかして麗と永を教室から連れ出した俺は真紅狼の言われたとおりに屋上に向かった。
「ちょっと離しなさいよ!!」
「待て、麗。何があった? 孝?」
「不審者が校門前で立っていて、それを追い払おうとした教師の一人がそいつに噛まれた。すると、その教師も噛まれた奴と同じ姿になって、近くに居た教師たちを貪り食っていたのを目にしてから、本能でアレは危険だと叫んだ。そんでお前達を呼びに行こうとしたら、真紅狼から声をかけられて………お前らを連れて『屋上に来い』だってよ」
俺は簡単に説明した。
その時、校内放送が流れた。
『ただいま、校内に不審者が入りこんでいます! 全校生徒はそれぞれの教師の指示を………ひぁ!! く、来るな!! あ、あああーーーー!!! ブツッ………ザァアアアアアアア!!』
その放送が流れてから、数分後どのクラスから混乱が起こり、一斉に廊下に大量の生徒が流れ出た。
「これが真紅狼の言っていたことなのか?」
「取り敢えず、真紅狼がなにか知っていることは間違いないんだ。遠回りしてでも屋上に行くことが先決だ」
「そうね、永。ほら、行くわよ孝!」
俺達は、この混乱の中、真紅狼が待ってる屋上へと向かった。
〜小室side out〜
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ